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シリーズ聖歌

 世界平和統一家庭連合の「聖歌」を、第一部1番から順にご紹介してまいります。

 今回は、聖歌の第一部10番「夢路で天の」をお届けします。

 この歌は1956年、草創期の苦難の頃に、梨花(イファ)女子大学の音楽科講師をしていた梁允永(ヤン・ユニョン)先生によって、作詞・作曲されたものです。霊歌そのものではありませんが、夢で聞いた曲のイメージを再現して作られました。

 この聖歌の韓国語版の原題は、「行進の歌」といいます。韓国語の聖歌の初版には、この原題が残されています。日本語版の曲名「夢路で天の」は、出だしの歌詞から取ったものです。讃美歌・聖歌の多くが、初めの言葉を曲の名前にしています。しかし現在、韓国をはじめ世界では「驚くべきその愛」という曲名で呼ばれています。

 では、「行進の歌」という最初の曲名に込められた意味は何だったのでしょうか。それは、「夢の中のような、アメイジング、驚くべき恵みあふれる道」のことを言っているのだそうです。

 たいまつを持って世界中から集まってくる神の子たちの姿を、聖なる霊界や天使天軍が真剣に見つめながら、彼らを必死に励まそうとしている情景です。最初少なかったそのたいまつが徐々に輝きを増していき、ついに闇に勝っていきます。

 この聖歌は、「聖徒たちよ! この希望の道を行こう! 計り知れない真の父母様の愛を抱いて、勇気を持って、今こそ前に向かって進もう!」と、力強く呼びかける歌なのです。

(参照:『世界家庭』2020年3月号「続・聖歌のめぐみ」)


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