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スマホで立ち読み Vol.19
『真のお母様、感謝します』1

(光言社・刊『真のお母様、感謝します』より)

 『真のお母様、感謝します』の一部を「立ち読み」でご覧いただけます! 毎週火曜日にお届けします
 真のお母様(韓鶴子〈ハン・ハクチャ〉総裁)との出会いの証しを集めた貴重な一冊です。

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お母様は天来の“おふくろ”
小山田 秀生(43双)

 真のお母様と深い因縁を結んだのは、お母様が初めて来日された翌年の1968年夏のことでした。6月に韓国で開かれた統一運動の「韓日大学生勝共大会」に、学生を代表して、私を含め7人が訪韓したのです。

 韓国では地方を巡回し、真の父母様にゆっくりお目にかかる機会はなかなかありませんでした。2週間たった頃、慶州(キョンヂュ)にいた私たちに連絡が入り、ソウルに上がることになりました。前本部教会に到着し、真の父母様に「ただ今、帰りました」とごあいさつを申し上げると、真のお父様が「どうだったか?」と、地方でのことをお尋ねになりました。

 ところが続けて、「帰りはどうするのか? チケットはあるのかね?」と言われたのです。私は、「もう帰りの話をされるのか」と思いました。ようやく真の父母様に甘えようと思っていたのですから。私はちょっとふてくされて、「大丈夫です」と申し上げました。

 すると、この一連の会話を(通訳を通して)聞いておられたお母様が、「この子は今来たばかりなのに、『帰る』などと言って、なぜ私を悲しませるのですか?」とおっしゃったのです。

 この言葉に私は驚きました。なぜなら、私の母の口癖と同じだったからです。私が大学時代に夏休みなどで帰郷し、3日ほど滞在して帰るとき、母は、「おまえ、今来たばかりなのに、『帰る』などと言って」と言うのが常だったのです。

 この出来事を通して、お母様は天から来られたかたではありますが、私のおふくろだと思いました。

 話が終わると、お母様は日本語で「おやすみなさい」と言われ、玄関まで見送ってくださいました。そのとき私はお母様に、「今度伺うときには、韓国語でお話しできるように勉強してまいります」と申し上げ、韓国語をマスターすることを固く決意したのです。

▲韓鶴子総裁と筆者(左)

【お父様がお母様について語られたみ言】
 私がお母様に有り難く思うことは、自分の貴いものを自分の息子、娘ではなく、ためらうことなく皆さんに100パーセント与えようという性格をもっていることです。その性格は神様が贈り物として下さった性格だと思っています。
(『真の御父母様の生涯路程』⑥ 212ページ)

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 次回は、「父は厳しく、母は優しく」(飯野貞夫)をお届けします。お楽しみに!


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