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真の父母の絶対価値と氏族的メシヤの道 192
アベルの位置

 今日も「一日の出発のみ言」をお届けします。
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(光言社・刊『真の父母の絶対価値と氏族的メシヤの道』より)

第四章 天一国の完成と氏族的メシヤ

第一節 氏族的メシヤの環境創造

(三)アベルの位置と環境創造①

 アダムが完成したというのは、神様を中心とするアダムとエバが、神様の愛を完全に受けることができる位置に立った、という意味です。神様の愛を受けるとき、それを妬み嫌う存在がいてはいけません。完成の位置は、アダムが神様の愛を受けても、それを妬み嫌う存在が永遠にいない位置です。それを妬み嫌った存在が誰でしょうか。サタンです。堕落した天使長です。

 ですから、神様が愛するときに、サタンが讒訴(ざんそ)する要件を残さない人にならなければ、アベルになることはできません。それが原理原則です。完成したアダムの位置がアベルの位置なのですが、その位置はサタンが讒訴する要件を残していない位置です。すなわち、心情が復帰されなければアベルになることはできないということです。言い換えれば、神様の愛を完全に受けることのできる位置でなければなりません。アダムとエバ以上に神様の愛を受けることができる位置に上がっていかなければならないのです。その位置がアベルの位置です。アダムとエバが堕落したそれ以下の位置は、アベルの位置になり得ません。それが原則です。(56881972.5.14

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 明日は、「反対する3人の心を溶かす」をお届けします。