2024.04.06 22:00
喜びと幸せの生活伝道 38
「喜びと幸せの生活伝道」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
伝道勝利の秘訣(ひけつ)は、真の父母様のみ言から学ぶことができます。
本書では、伝道のポイントや勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて説明されています。
篠崎 幸郎・著
第四章 伝道のポイント
五、一対一伝道
一対一伝道は伝道教育哲学
伝道教育局は「一対一伝道」を推奨しています。
徳野英治会長は、次のように語っています。
「自叙伝書写、祈願書、祝福、講演会など、さまざまな伝道方法がありますが、死守すべきことは、教会の名前を明かして伝道することと、一対一伝道を勝利することです。
教育ラインを中心とする方法では、爆発的な伝道は難しいです。一人一人が実力をつけない限り、爆発は起きません。一対一伝道を単なる伝道方法の一つと考えるのではなく、伝道教育哲学として、すべての教会、食口(シック)が実践しなければなりません」
食口のレベルアップのためには、霊の親子で「原理」のみ言を訓読し合う、『原理講論』訓読伝道が鍵となります。「原理」のみ言によって復活しながら教育してこそ、爆発的伝道は可能になるでしょう。
また、霊の子の心霊を育てるためには、自らがみ言を生活化した証しを伝えることです。家庭のさまざまな問題をみ言で解決した経験があれば、その内容を証すことによって、世の中の人を悩みや苦しみから解放し、救うことができます。同じ環境を通過してこそ、霊の親子の心情は共鳴し、信頼関係が生まれます。ただ「原理を聞いてください」と言うのではなく、情的に交わり、霊の子が霊の親の愛を実感してこそ、伝道できるのです。伝道の本質は、親子の情関係を結ぶことです。
真のお父様は、次のように語られています。
「一人一人伝道しなさい。一人一人、一対一です。一対一作戦を組まなければなりません」
(『文鮮明先生み言選集』第96巻316ページ)
「二人、三人、伝道しようと思うなということです。一人ずつしなさい。人が生まれる時には、一人ずつ生まれるのであって、二、三人ずつ生まれるのではありません。……ですから、皆さんは1か月に一人ずつだけして、1年に12人を伝道するという目標を立てて、1年12か月、精誠を尽くすのです」(同、第23巻310ページ)
一対一作戦で一人と長く付き合い、忘れられない関係を築くのです。
【編集部注】
「霊の子(霊の親)」は「信仰の子女(信仰の親)」のこと
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次回は、「真の愛の投入/霊の親から学んだ信仰姿勢」をお届けします。