2024.02.26 12:00
【光言社LINE公式アカウント編集者の声】
大人は“地の塩”?
皆さん、こんにちは。
光言社LINE公式アカウント編集者の声です。
1965年1月、真の父母様が第1次世界巡回路程に出発され、世界40カ国120カ所に聖地を決定されたことはご存じでしょうか。
最初の巡回国として日本で聖地を定められた後に渡米。全米を巡回しながら、55カ所に聖地を決定されました。
今年の1月13日、真のお母様がお訪ねになった「デスバレー聖地」は、1965年2月25日に、米国で4番目に決定された聖地です。
ちなみに「デスバレー聖地」は、カリフォルニア州とネバダ州の境界に沿って延びる「デスバレー(死の谷)」のうち、カリフォルニア州デスバレー国立公園内の内陸湖「バッドウォーター(悪い水)」にあります。
いわゆる一般的に「デスバレー」と呼ばれる地帯は乾燥した盆地で、砂漠が広がっています。映画『スターウォーズ』のロケ地としても使われました。
その中にある「バッドウォ-ター」は、デスバレーの中で一番気温が高い場所だといわれています。
元々は塩湖であり、湖の水が飲めないことから、「バッドウォ-ター」という名前が付いたそうです。
バッドウォ-ターの広大な砂丘は、塩湖が干上がってできた塩の砂漠。一面が白銀の世界となる観光スポットでもあります。今回真のお母様が訪れた場所も、一面が塩で覆われた場所でしたね。
さて、そんなデスバレーにおいて真のお母様は、神様の愛と生命の復活を切実に願う祝祷を、涙ながらにささげられました。
その中で、「人類を前に『地の塩』のような見本となる人生を送ることによって…」と祈られています。
なぜ今、塩の砂漠で地の塩について語られるのか…不思議に思ったので、この「地の塩」について調べてみました(あくまで調べた結果であり、公式な見解や解説ではありません)。
■Wikipediaより
地の塩、世の光(ちのしお、よのひかり)は、新約聖書の山上の垂訓のひとつ、単に塩と光(しおとひかり)と略することもある。マタイによる福音書の5章13節から16節に記述がある。そのほかマルコによる福音書の9章48節から50節、ルカによる福音書の14章34節から35節に、地の塩に関する同様の記述がある。塩は腐敗を防ぐことから、優れたもの、役に立つものを示す比喩で、ここでは愛と慈悲を意味している。また、光は神の智慧とその働きを意味する。
■デジタル大辞泉より
イエス=キリストの教え。神を信じる者は、腐敗を防ぐ塩のように、社会・人心の純化の模範であれとの意。模範や手本のたとえ。
また、イエス様は新約聖書の中で、以下のように語られています。
■塩について
・地獄では、うじがつきず、火も消えることがない。人はすべて火で塩づけられねばならない。(マルコ9:48、9:49)
・あなたがた*は、地の塩である。(*イエスの教えを聴いている弟子と群集)(マタイ5:13)
・塩は良いものだ。しかし、塩もききめがなくなったら、何によって塩味が取りもどされようか。(ルカ14:34)
■塩気を失った場合
・もし塩のききめがなくなったら、何によってその味が取りもどされようか。(マタイ5:13)
・もはや、なんの役にも立たず、ただ外に捨てられて、人々にふみつけられるだけである。(マタイ5:13)
・土にも肥料にも役立たず、外に投げ捨てられてしまう。(ルカ14:35)
まだまだあるかもしれませんが、私が調べてみたところ、このような内容になりました。
真のお母様は、よく未来世代に対し「ピュアウォーター」とおっしゃいます。
さらに最近、韓国で行われている「孝情天心天寶霊性40日修錬会」は、“純粋、純白、純潔、純金”の未来人材を育成するためのものです。
上記で、地の塩は「腐敗を防ぐ塩のように、社会・人心の純化の模範であれとの意」とあったように、真のお母様は、私たちに純粋な存在であること、そして“純化”を促す一人一人になってほしいと願われているのではないでしょうか。
未来世代が「ピュアウォーター」、そして「純粋、純白、純潔、純金」であるなら、大人は「地の塩」なのかもしれません。
すでに私たちを純粋な存在として認めてくださっているお母様。お母様の願いに応えられるように、少しでも早く、多く、天と心情を一致させていけたらと願います。
(和)
【関連情報】
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◆真のお母様のみ言
第6回 孝情天心天寶霊性40日修錬会 特別集会