2024.08.18 22:00
★夏季特別配信★
統一原理学習のポイント(後)
夏季特別配信として、著名な原理講師である佐野邦雄・天一国特別巡回師(1800双)による「統一原理」学習のポイントをお届けします。統一原理の学習にお役立てください。
統一原理学習のポイントと
講師を目指す人へのアドバイス
統一原理学習のポイント
「学問に王道なし」といわれますが、統一原理の学びこそ、まさに一生を懸けて学んでいかなければならないと思います。つまり『原理講論』は人生の伴侶、人生の指導書であるということです。
み言で「休む時原理と共に休み、起きる時原理と共に起きなさい」と言われるのは、24時間常に学ぶのが統一原理であるからだと理解しています。
具体的には、『原理講論』を反復して訓読することです。それも内容をよく考えながら精読することです。
知的に理解を深め、暗唱するまで何度も訓読しましょう。そして心霊で理解し、心情レベルで統一原理と一体化するのです。
統一原理の実践
次に大切なことは、統一原理の生活の中での実践です。
学んだ統一原理をかがみとして、自身の生活、言動をチェックすることです。
統一原理を実践するとは、私たちが「三大祝福」を完成した実体となることです。その中でも特に重要なことは、第一祝福の「個性完成」に向かって絶えず心がけることです。
「個性完成」が成されてこそ、「家庭完成」と「主管性完成」が可能になるのです。
真のお父様が生涯「天宙主管の前に自己主管」を心がけておられたことを思えば、私たちも自己の管理と完成に向かって、24時間意識し続けなければならないでしょう。
統一原理には、他の教えにはない三大原理があります。
①授受作用の原理(ために生きる真の愛の生活)
②人間の責任分担原理(愛と人格の完成)
③蕩減復帰原理(信仰基台と実体基台)
これが実践されているか否かが、統一原理を学ぶ時のチェックポイントということができます。
原理講師を目指す人へのアドバイス
原理講師として人に統一原理を解説する前に、その内容に習熟し、講師自身が正確に理解しておくことが重要であることは言うまでもありません。
そのために、先に述べたように何度も『原理講論』を精読し、全体と本質を把握していなければなりません。
次に統一原理は完璧な理念であるだけでなく、それが人格化され、生活原理として実体化されなければなりませんから、講師はそれを先駆けて体恤(たいじゅつ)した立場から語ることが、説得力ある講義をする必須条件です。
確信を持って原理を講義し、分かりやすく表現力豊かに語るポイントは、講師自身のみ言の実体化にかかっています。
そして、講義は受講者の霊的生命の蘇生を懸けた、真剣勝負の場です。それは出産の瞬間に例えることができます。一つの新しい生命の誕生に母親が自身の命を懸けるように、講義もそのような精誠が大切です。受講者の前に立つ時、十分な準備と祈祷と愛の姿勢で臨むことが大切です。
原理講義の素晴らしいところは、何度講義してもマンネリ化することのないことです。受講者一人一人の個性が全て違うので、神は講義するたびにその人にふさわしい言葉を与えてくださいます。
ですからベテラン講師は、数多くの人に講義を行ってきた体験から、普遍的な統一原理を受講生に応じて最もふさわしく伝える人といえます。
特に、神氏族メシヤ活動は一対一伝道です。
全食口講師体制に向かってまい進しましょう。