2023.12.09 17:00
新・熱き祈祷のすすめ 36
アプリで読む光言社書籍シリーズとして「新・熱き祈祷のすすめ」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
祈りの必要性や祈りの種類、実践方法をまとめた祈祷の手引書です。
松本 雄司・著
第五章 祈りの実践
11 具体的な取り組み方
④決めた時間内は闘い続ける
さらに、21分間と決めたなら、その時間内は決して引き下がらないことです。いろいろなことがあって、途中でやめたくなることもあるのですが、その時間内は闘い続けるのです。「Never give up!(あきらめるな)」の精神です。絶対に降参してはなりません。たとえ勝てなくても、負けはしないぞという精神、ちょうどヤボク川でヤコブが最後まで天使に食らいついていった根性(創世記32・22~28)が、祈祷において必要なのです。何度でも挑戦し、突破口が開けるまで体当たりでぶつかっていくのです。そうすれば、突破口が開けるのが早くなっていくのです。
また、祈祷は蓄積することができます。祈り続けていくと、だんだん祈る能力が養われてきますから、より短い時間で早く突破口が開けるようになります。いろいろな意味で、祈りが大きな支えになっていくのです。
祈りに対して、すぐに答えが返ってこなくても、ガッカリすることはありません。時には長い時間がかかることもあるのです。また、すぐに答えが返ってきたからといって喜びすぎてはいけません。神とあなた方との間には、様々な段階で隔たりの世界があるので、届くまで時間がかかります。多くの人は、祈っても聞き入れられないと祈りをやめ、神を裏切ります。最後の1インチを耐えることができないのです。それは、なんと愚かなことでしょう。(「祈祷の重要性」1979年4月15日、ベルベディアにて)
⑤み言を握って祈る
いきなり祈るよりも、み言(ことば)や祈祷の指導書を拝読してから祈ると、高い次元から祈りの出発ができます。祈祷会などの場合、輪読も良いものです。み言を握って祈っていくことによって、より神のみ意(こころ)に添った祈りができます。
⑥祈りの環境をつくる
自分が最も祈りやすい雰囲気の部屋とか場所を選んで、祈りやすい環境をつくることも大切なことです。
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次回は、「祈祷と行動・祈祷と生活」をお届けします。