2023.12.04 22:00
自叙伝書写のすゝめ 23
「自叙伝書写について詳しく知りたい」というご要望にお応えし、自叙伝書写の意義や手順、書写の言葉を順番にご紹介してまいります。ぜひご活用ください。
自叙伝書写の言葉㉑
ために生きる生活をする
【み言】
私の生活哲学は、「ために生きる」です。どこに行くにしても、他のために生きようとして行くのです。世間一般の父母の愛よりも、兄弟の友愛よりも、さらに大きな愛を与えるため、茨の道を歩いてきました。
人間は、良いものがあれば自分のものとし、他の人にはそれよりも劣ったものを与えがちです。挙げ句の果てには、自分の父母に対しても、同じようにするのです。自分の利益だけを追求すれば、欲望の縄目に掛かってしまいます。他の人を前に立て、ために生きる生活をすれば、それが永遠の祝福と自由を得る近道となるのです。
私は困窮している人を見ると、自分が持っているものを与えずにはいられません。結婚指輪すら、手元にはもうありません。皆が良いものを他の人に与えることができれば、喜びの世界となります。これが私の生活哲学です。自分のためだけに生きる人は、すぐ壁にぶつかります。ですから、他の人のために与え、愛を持って生きなければなりません。
(韓鶴子総裁自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』314〜315ページ)
■書写の手順はコチラからご確認ください。
※用紙は、半紙または書写用紙を使用しましょう。
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次回は、「自叙伝書写の言葉㉒」をお届けします。