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自叙伝書写のすゝめ 23

 「自叙伝書写について詳しく知りたい」というご要望にお応えし、自叙伝書写の意義や手順、書写の言葉を順番にご紹介してまいります。ぜひご活用ください。

自叙伝書写の言葉㉑
ために生きる生活をする



【み言】
 私の生活哲学は、「ために生きる」です。どこに行くにしても、他のために生きようとして行くのです。世間一般の父母の愛よりも、兄弟の友愛よりも、さらに大きな愛を与えるため、茨の道を歩いてきました。

 人間は、良いものがあれば自分のものとし、他の人にはそれよりも劣ったものを与えがちです。挙げ句の果てには、自分の父母に対しても、同じようにするのです。自分の利益だけを追求すれば、欲望の縄目に掛かってしまいます。他の人を前に立て、ために生きる生活をすれば、それが永遠の祝福と自由を得る近道となるのです。

 私は困窮している人を見ると、自分が持っているものを与えずにはいられません。結婚指輪すら、手元にはもうありません。皆が良いものを他の人に与えることができれば、喜びの世界となります。これが私の生活哲学です。自分のためだけに生きる人は、すぐ壁にぶつかります。ですから、他の人のために与え、愛を持って生きなければなりません。

(韓鶴子総裁自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』314〜315ページ)

■書写の手順はコチラからご確認ください。

※用紙は、半紙または書写用紙を使用しましょう。

※詳細は最寄りの家庭連合にお問い合わせください。

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 次回は、「自叙伝書写の言葉㉒をお届けします。