自叙伝書写 感動体験集
22回「書写をやめることはできない」、娘の英語力に革命が起きた!?

(女性 40代)

 「自叙伝書写 感動体験集」を毎週水曜日配信(予定)でお届けします。
 初出は2018年に配信されたものです。

 当時、私と娘は神戸に、主人は単身赴任で東京に住んでいました。

 神戸にいた時から教会(世界平和統一家庭連合)のかたに書写用紙を送ってもらっていました。浅川勇男先生のDVDを見せてもらったり、全国の書写の証しを聞いたりしながら、「ほんまかなぁ?」と思ったりもしましたが、娘にもぜひ書写をしてほしいと思っていました。

 娘は中学2年の頃から、反抗期なのか、私と考え方が異なることも多く、お互いに距離を感じていました。

 初めは書写を何度勧めても応じてくれませんでした。私も「ダメなのかなぁ」とくじけそうになりましたが、「娘にもぜひ書写を」との思いがあったので、諦めずに声をかけ続けていました。

 ある時、娘の期末テスト中にもう一度書写を勧めてみると、面倒くさそうでしたが一度書いてくれました。すると、書写をしてから受けたテストの結果が良かったのです。しかしこの時は、娘は偶然だと思ったようでした。

 その後も、私に言われた時だけは書写をしてくれていました。

 ある日、娘が塾から帰るなり「私の英語力に革命が起きている!」と言うのです。それを「革命」というのかは分かりませんが、「英語の単語の意味が分からないのに長文が理解できる」と娘が言った時、私は「書写のおかげだと思うよ」と返しました。

 娘自身も書写を通して何かを感じたのか、それからは自分から進んで毎日書写をするようになりました。

 志望校は、主人の赴任先の東京にあるレベルの高い英語力を求める大学でしたが、何とか合格し、今は家族で東京に住むようになりました。

 娘は大学に入ってからもずっと書写を続けていて、先日行われた34日のクラブ合宿にも書写を持っていったのには、私も驚きました。

 その後、娘が「書写をやめることはできない」と言った言葉には本当にびっくりしました。