編集部発~THE REPORT
「真の父母様を証しする真の子女の実体になろう」

 「編集部発~THE REPORT」。編集部の目線でお届けする統一運動情報です。

 11月15日、松濤本部礼拝堂(東京・渋谷)で第64回「真の子女の日」と第36回「天宙統一国開天日」の敬礼記念式が行われました

松濤本部礼拝堂で行われた名節の祭壇

 今回は、主礼を務めた田中富広・日本家庭連合会長の記念メッセージの内容を中心にお届けします。

田中富広会長

真のお母様を心から「ワンオンマ」と呼べる私に
 田中富広会長は、「真の子女の日」をテーマに、その意義と私たちの姿勢について語られながら、真のお母様(韓鶴子〈ハン・ハクチャ〉総裁)の自叙伝から引用し、真の父母の重要性を強調しました。

 「真の人間としてこの世を生き、永遠の生を生きるためには、真の父母に出会わなければなりません。たとえ死の道を行くとしても出会うべきなのが、真の父母です」(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』より)

 また田中会長は、真のお母様が最近、「ワンオンマ」という言葉を強調されることに触れ、「『オンマ』という言葉は、子供が使う言葉です。しかもそこには何の壁もなく、隙間もありません。無条件に母親を慕う子供が使う言葉が『オンマ』です。この言葉は子供が使う言葉であって親が自分で使う言葉ではありません。本当は私たちが『オンマ』と言わなければいけないのに、お母様が『ワンオンマだよ』と言ってこざるを得ないのです。この関係性にまだ距離があるのです。私たちが心から『オンマ』だと思える心情を勝ち取らなければ、(真の)父母との絶対関係はつくれないと感じます」と述べました。

 917日、日本からも6000人以上が参加して韓国で行われた「神日本二世圏総会」。一堂に会した二世圏の姿に真のお母様が大変喜ばれたのも、二世圏から「オンマ」に対する心情の波動を強く感じられたからなのだと田中会長は証ししました。

愛を語る時代から愛を見せる時代に
 田中会長の記念メッセージは30分ほどでしたが、最後に今後の私たちの姿勢について言及されましたので、以下、その要旨を掲載します(文責:編集部)。

 「今は愛を語る時代から愛を見せる時代に突入しました。まさに今は、実体の時代です。子女としての実体が問われています」

 「解散命令請求。裁判闘争に入りましたが、最も重要なことは、家庭連合が宗教であることを証明することです」

 「献金という行為は崇高なる宗教行為です。私たちは誇りを持ち、真の父母様を人類のメシヤとして仰ぎ、頂いたみ言を生活の中で実践し、私たちの生活を通して証明しなければなりません」

 「献金が何に使われ、いかにして神のみ意(こころ)を形にできる方向に活用されていったのか。
 また、世界宣教に尽力された諸先輩がたの功績は宗教的動機によってなされたこと、そしてそれは宣教国のためになっており、さらには日本のためにもなっているということをあらゆる角度から証明していかなければなりません」

 「裁判で何が行われているのか、なかなか一般信徒は目に見えないかもしれません。しかし天の父母様と真の父母様を中心として、一人一人が宗教者として生き、み言に基づく日常生活を送り、幸せな家庭をつくっていくことが裁判を最もサポートすることになるのです。
 各家庭が幸せな家庭を実体で見せられるように努力していただけたなら、間違いなく私たちは勝利していけると確信しています」

 田中会長は、真の父母様のみ言を引用して記念メッセージを締めくくりました。

 「孝子は、百年たとうと千年たとうと、父母を離れてはいけません。『一緒にいたい!』と思わなければなりません。父母に『できるならば、千年、万年一緒にいたい!』と思わせる、そのような父母の心を引きつける子女でなければ、孝子ではありません」(『真の父母の絶対価値と氏族的メシヤの道』より)