https://www.kogensha.jp/shop/detail.php?id=4175

アングル~情報戦に勝て。114
隠せない時代の到来~問われるマスコミ報道

 かつて一般市民にとってニュースや社会的な話題の情報源は、テレビや新聞、ラジオや週刊誌が主なものであった。

 故に、「マスコミ」が取り上げない情報、「マスコミ」に無視(スルー)された情報は社会(ほとんどの市民)には届かないという情報環境にわれわれは置かれてきたのである。

 しかし1990年代以降、と言っていいだろう。いわゆる「ネットメディア」の時代を迎えて、誰もがネットを通じて情報を得られる時代になった。

 今やスマホ一つあれば、あらゆる情報を得ることができる、と言っても言い過ぎではないほどの情報環境を誰もが手に入れられるようになったのだ。

 今回紹介するのは、119日付の世界日報「メディアウォッチ欄」に掲載された「旧統一教会 首相“嘘答弁”浮上で解散命令請求手続きに『赤信号』と若狭勝弁護士」の見出し記事。

 今や、新聞やテレビの報道番組の特権と思われていた情報も、X(旧ツイッター)やYouTubeなど、SNSを通じて、洪水のごとくに社会に流れ込む時代となった。

 言い換えれば、情報を隠せない時代が来ていると言えるのだ。
 次々と出てくる情報たち。隠されていた事実が白日の下にあらわになっていく。

 これからは「マスコミ」依存から脱却し、誰もがメディアリテラシー、情報リテラシーを身に付け、情報に対する主体的な判断力を持たなければならないのだ。

 「アングル」のおすすめ記事はコチラから。

(則)