2023.11.11 22:00
私の心の中にいる神様 199
許すために生を授かった
良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
毎週土曜日に配信予定です。
許すために生を授かった
私は家庭連合に来てからもあれこれと思い悩み、諸宗教を遍歴していた時期があります。
何のためにこの生を授かったのか、という疑問があったからです。
もちろん、統一原理を通して答えはあるのですが、個人としての実感を求めていました。
最近、良心との対話を通して、その疑問に対する答えがありました。
高校生の息子の誕生日にシャープペンシルを送ろうという話が持ち上がりました。息子と話し合って、ちょっと特殊な芯が必要なものを買うことになりました。
息子が、ある文具店に電話で問い合わせて、そこの店にあるというので行ってみたら、ありませんでした。
他の文具店にも何件か問い合わせてみるのですが、電話では「ある」と言うのに、店舗にはないのです。
店員は丁寧に事情を説明してくれるのですが、私はイライラしてきました。
「そもそもね…」と私が話し始めたら、「そういうお父さんは嫌いだ」と息子が言います。「おまえのために言ってやっているのに!」といら立ちが強くなり、息子との会話も険悪になってきました。
そうしたら、何とこのタイミングで良心から、「おまえは許すためにこの世に生を授かったんだ」と言われたのです。
「多く愛されたものが多く愛すべき」とも言われ、確かにそういう聖句があったな…と腑(ふ)に落ちてきました。
気を取り直して、「ネットで探そうか」と息子に尋ねると、「直接探したい」と息子は返してきます。
「なかったらどうするんだ」と聞いても黙っていて、どうしたものかとため息交じりに歩いていると、「原理は素晴らしいが、使い方を知らない」と良心が言ってきました。
素晴らしい機械でも、その使い方が分からないと意味がない…。ここでキーになるのが「許す」ということなんだな、許す父親を息子は願っているんだなと分かりました。
良心との対話を通して、多くのことを学ばせていただいています。
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次回は、「あなた、変わってよ!」をお届けします。