2023.11.06 22:00
自叙伝書写のすゝめ 19
「自叙伝書写について詳しく知りたい」というご要望にお応えし、自叙伝書写の意義や手順、書写の言葉を順番にご紹介してまいります。ぜひご活用ください。
自叙伝書写の言葉⑰
父母の愛で怨讐(おんしゅう)を許す
【み言】
北朝鮮に行く前に、心の片隅に残っていたしこりをすべてほぐさなければならなかったのです。40年以上前から、私たちを迫害してきた金日成(キㇺ・イルソン)主席を許さなければなりませんでした。
自分を殺そうとした怨讐としてのみ相手を考えてしまえば、許すことはできないでしょう。しかし、父母の立場、母の心情に立てば、許すことができるのです。刑場に出ていく息子を救うためなら、母親は国の法すら変えたいと思います。それが本然の父母の心です。私はそのような父母の愛をもって、怨讐を許そうと決意しました。北朝鮮から無事に帰ってこられるようにしてほしい、という祈りはしませんでした。
(韓鶴子総裁自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』228ページ)
■書写の手順はコチラからご確認ください。
※用紙は、半紙または書写用紙を使用しましょう。
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次回は、「自叙伝書写の言葉⑱」をお届けします。