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【光言社LINE公式アカウント編集者の声】
強く、また雄々しくあれ

 皆さん、こんにちは。
 光言社LINE公式アカウント編集者の声です。

 一人のリーダーが「あなたたちを救ってあげよう」と言ったために、もともとの環境から抜け出して40年。その間、以前よりも過酷かもしれない状況が続いた場合、あなたはそのリーダーを不信しないでいることができるでしょうか。

 お気付きのかたも多いでしょう。そうです。これはモーセ率いるイスラエル民族の「出エジプト」のお話です。

 今月発売した『家庭連合が贈る聖書ものがたり11「約束の地へ」』は、モーセ路程の後半部分を描いています。

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 荒野での厳しい生活は、現代社会に生きる私たちには想像もできないほど大変なものだと思います。
 当初、砂漠をさまよう日数が40日の予定だったといっても、水も満足に飲めないとあっては、全員が感謝して乗り越えるのは難しいと言わざるを得ないでしょう…。

 しかもその数は、「60万人の成人男子」とその他に女性と子供もたくさんいたことでしょう。
 想像を絶する規模の人の大移動です。ごく普通の環境でも一つになるのが難しい数ではないでしょうか…。

 そのような難しい環境ですが、ここにおいて重要なことは、中心人物であるモーセとイスラエルの民が一つになって歩むことでした。

 結果は皆さまもご存じのとおりです。
 この新刊を読みながら、今の家庭連合の困難な状況を考えてしまいました。

 私は、聖書がいつも教えてくれるのは、「天への揺るがない信仰」、そして「中心者といかに一つになれるかということ」の重要性だと思っています。

 結果、モーセたちは道半ばで倒れてしまいましたが、その遺志を受け継いで出発するヨシュアに、神様は「強く、また雄々しくあれ」と語りかけていました。

 真のお父様の祈祷文集『父の祈り(孝心編)』(2528ページ)にも、「強く雄々しい、心情的な息子・娘とならせてください」という内容があります。
 神様が今、私たちにかけたい言葉もこれなのかなと感じます。

 真のお母様と一つとなって、信仰を離さず、不平不満を言わずに強く雄々しく…この困難を乗り越えた先を見つめながら、モーセ路程の教訓を胸に歩みたいと思います。

(和)