2018.08.21 17:00
シリーズ・「宗教」を読み解く 29
韓半島平和統一のために祈る
ナビゲーター:石丸 志信
2017年11月11日午後、ソウル・ワールドカップスタジアムで「2017韓半島平和統一世界大会」が開催された。
前日に開会した「超宗教指導者会議」(IRLC)に参加した400人の宗教指導者らも、この大会の来賓として招かれた。
前日の雨がうそのような快晴に恵まれた朝。何台もの大型バスがスタジアムに押し寄せている。昼前に会場に到着して来賓席に着いた宗教者らは一様に驚きの声を上げた。
韓国全土から続々と人々が訪れ、8万人を収容するスタジアムをいっぱいに埋めていったのだ。
聖歌隊の美しい合唱が会場を包み込んだ後、10人の世界宗教者代表が登壇。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、儒教、仏教の代表者が居並ぶ中、日本からは神道の若き神主が立った。
彼らは、おのおのの伝統的なスタイルで具体的に韓半島の平和統一を祈願した。その後、基調講演では、韓鶴子総裁が、神の働きによる平和統一の主人たる真の父母がここに登場したことを高らかに宣布した。
国際会議に初めて参加した日本の宗教者たちも、韓総裁のメッセージに深く感銘を受け、「魂に響く真実の言葉なので、永遠に忘れることはできない」と語った。