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スマホで立ち読み Vol.29
『韓鶴子総裁御言選集 11

天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合/編

(光言社・刊『韓鶴子総裁御言選集 1』〈2023521日初版発行〉より)

 スマホで立ち読み第29弾、『韓鶴子総裁御言選集 1』を毎週水曜日(予定)にお届けします。
 日本を愛してくださる真のお母様への感謝を込めて制作されたみ言集です。日本や日本人食口(シック/家庭連合の教会員)に向けて語られたこれらのみ言は、私たちが真のお母様のご心情と一つになり、より一層み旨を推し進められるように導いてくれます。

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はじめに

 天の父母様聖会・世界平和統一家庭連合の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁(以下、真のお母様)は、夫である文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁(以下、真のお父様)と共に、その生涯をかけて、神様のもとの人類一家族世界を実現するために、尽力してこられました。2012年に真のお父様が聖和(ソンファ/逝去)された後も、真のお母様は「中断なき前進」を掲げ、真のお父様と一体の立場で世界中を巡回しながら天の摂理を進めて、2020年には「天一国安着」を宣布されました。今も、真のお母様は2027年の「天の父母様の日」を勝利して迎えるために、先頭に立って歩んでいらっしゃいます。

 天の摂理から見るとき、韓国は「父の国」、日本は「母の国」の立場にあります。そのような意味で、日本は真のお母様の心情と事情を近く感じ、その愛を最も受けられる立場にあるとも言えるのではないでしょうか。事実、真のお母様は母の国・日本に対して、今に至るまで、特別な関心と愛情を注いでくださいました。

 また、真のお父様は19916月、カナダにおいて日本を代表する女性たちが参加する中、「顧命性宣誓宣布」をされました。「顧命」とは「王の遺言」を意味しますが、真のお父様は御自分が聖和した後、真のお母様がその使命を引き継ぎ、天の摂理を果たしていこうとされる中で、日本の女性代表が責任を持って真のお母様をお支えすべきことを宣布されたのです。このようなことを考えてみるとき、日本は世界の中でも特に、真のお母様と一つになるべき立場にあることが分かります。

 真のお母様は、2023年、傘寿(80歳)を迎えられます。本御言(みことば)集は、人類の父母として歩んでこられた真のお母様の今日までの御生涯をたたえ、傘寿をお祝いするとともに、これまで日本を愛してくださった真のお母様の御跡(みあと)を慕いながら、より一層、心情的に一体化していこうという願いのもと、制作されました。

 それぞれの巻には、主に真のお母様が日本に向けて語られたみ言(ことば)、あるいは、日本の食口に向けて語られたみ言が掲載されています。一つ一つのみ言を通して、母の国・日本に対する真のお母様の願いや、真のお母様と日本食口との間に結ばれた心情的因縁を感じ取っていただければ幸いです。

 本御言集は、全5巻の構成となっています。時系列順に、第1巻には1965年から1995年までのみ言、第2巻には1996年から2001年までのみ言、第3巻には2002年から2012年までのみ言、第4巻には2013年から2017年までのみ言、そして第5巻には2018年から2022年までのみ言が収録されています。

 今回収録したみ言は、既に出版された天一国経典、書籍、機関誌(「ファミリー」・「Today’s World Japan」・「世界家庭」・「祝福家庭」)に掲載されたみ言などを出典とし、一部、新たに翻訳しました。

 その上で、表現の整理や表記の統一などの編集を行いました。なお、講演文以外のみ言のタイトルは、編集委員会で付けています。

 本御言集が、真のお母様との心情的因縁をより深め、摂理を力強く、大きく進めていくための一助となることを願います。

20231
天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合

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 次回は、「真のお母様からの手紙」をお届けします。



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