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新・熱き祈祷のすすめ 28

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「新・熱き祈祷のすすめ」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
 祈りの必要性や祈りの種類、実践方法をまとめた祈祷の手引書です。

松本 雄司・著

(光言社・刊『新・熱き祈祷のすすめ』より)

第五章 祈りの実践

8 勝利の手ごたえを得よ

 祈祷は「祈闘」であり、闘いであるからには、勝敗があります。勝利は、サタンの妨害と闘って、それを突破した時にもたらされるのです。勝利した時にこそ、神との交流が開かれ、それまでの苦痛やもやもやが晴れて、温かい平安の心が訪れます。そして静かな祈りの中に、神からのインスピレーションが示されるのです。悔い改めに導かれたり、愛し得ない者を愛する力や、勇気が与えられたり、アイデアが与えられたり、方向が正されたり、いろいろな恵みが与えられます。

 祈祷で感じたことを、できるだけ早く自分の中で整理し、実行に移していくと、それが見事に当たっていることは多いのです。そのように、導かれて行動し、導かれて和動し、導かれて伝道することができれば、どれだけ天の摂理が進むことでしょうか。

 とにかく、一度でもいいですから、突破口が開けて神に通じたという実感を味わうことです。そして「祈祷とは、こんなにも重要なものなのか。こんなにも素晴らしいものなのか。こんなにも大きな力が与えられるものなのか」ということを実感として味わうことが、まず必要であると思います。

 私は静かな真夜中に祈るのが好きです。黙想するのに最高の時間だからです。私はそこで受けた構想や見た光景についてあまり語りませんが、あなた方が受けるような構想や夢を私はいつも受けています。それを語るには、あまりにも幻想的です。そのような新しい世界のドアを開けて、そこに届くのは祈り以外にありません。そこで愛を味わい、愛を経験するのです。これはとてもしっとりと温かいものです。(「祈祷の重要性」1979年4月15日、ベルベディアにて)

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 次回は、「成果を収穫せよ ①内的成果」をお届けします。


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