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新・熱き祈祷のすすめ 26

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「新・熱き祈祷のすすめ」を毎週土曜日配信(予定)でお届けします。
 祈りの必要性や祈りの種類、実践方法をまとめた祈祷の手引書です。

松本 雄司・著

(光言社・刊『新・熱き祈祷のすすめ』より)

第五章 祈りの実践

7 具体的な闘い方

④切実な心情をかき集めて祈る
 その上で、切実な心情をかき集めて祈ります。文鮮明(ムン・ソンミョン)先生のみ言(ことば)の中に、「祈りは真剣でなければなりません。祈りは心を一つに集中しなければなりません」(「祈祷の重要性」1979年4月15日、ベルベディアにて)とあります。誠を集中し、心を集中するのです。

 しかし、それが私たちにはなかなか難しくて、頭は雑念でいっぱいになってしまいます。朝の祈りは最も大切なのですが、特に朝は一番心情が乗りにくいのです。起きたばかりで体も鉛のように重く、心情もわいてこないことが多いのです。それでも、自分の中のあちこちに少しずつある情をかき集めるようにして、「天のお父様……」と呼び掛けるのです。その一言の中に、万感の思いを込めていくのです。

 文鮮明先生が、「天の父よ、という同じ一言でも、君たちの呼ぶ一声と先生の呼ぶ一声の間には、大きな差があるんだね」と語られたと聞きました。私たちが同じ神に対して語り掛けても、その切実さ、真剣さの度合いによって、通じ方や神の受け止め方は、当然違ってくるでしょう。

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 次回は、「具体的な闘い方 ⑤闘いの正念場」をお届けします。


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