心安らぐ清らかな音色~癒やしのオルゴール聖歌
第4回「悩めるこころに

 清らかな聖歌がオルゴール風にアレンジされました。
 祈祷用、睡眠用、作業用BGMにはもちろん、心を落ち着かせたいときや疲れたとき、胎教にもぴったりなコンテンツです。

 今回の曲目は、聖歌6番「悩める心に」です。

 この聖歌の原題は、「暗闇に囲まれた勢力」と付けられています。

 「一番恐ろしいもの。それは目に見える実体的なサタンより、じんじんと霧のように迫ってくる恐ろしい霊的圧迫だ」と、真のお父様が語られたことがあるそうです。この歌の題は、まさにこのような闇の力を表しているのではないでしょうか。

 7番まである長い歌詞の中で、罪人の苦しみも殉教史に耐えたクリスチャンの恨(ハン)も、みなお父様が解放してくださっていることを感じます。

 傷付き倒れながらも、ついに新郎と新婦が出会う6番の歌詞は、切々と私たちの胸を打ちます。

 ポムネッコルの土の小屋でこの詩を書きながら、お父様こそがその出会いの日を待ち焦がれ、その光景を幾度も思い描かれたことが伝わってきます。

(参考:『聖歌のめぐみ』)


 今回の背景画像は「フランス菊」の花。

 マーガレットによく似た春らしい爽やかな花ですが、見た目に似合わない花言葉を持っています。その中でも「忍耐・悲哀」は、今回の聖歌の内容にぴったりではないでしょうか。

 真っ白なその姿は、全ての苦しみから解放された後のように清々しい美しさです。未完成の私たちからはまだ「悩める心」がなくなりませんが、真の父母様と歩む先に、この花のように解放される日が来るのだと知っています。

 以上のような理由から、今回の背景画像は「フランス菊」の花を選定いたしました。

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画像素材:PIXTA