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 2021年4月号からスタートした「やさしい原理解説〜原理博士を目指そう!」は、8月号で第28回となりました。「統一原理」は、真のお父様(文鮮明先生)が長い年月をかけて解き明かされた宇宙の真理です。この「統一原理」を解説した書物が『原理講論』です。『原理講論』に書かれている用語は、小学生にはとても難しいので、主な用語のポイントを説明していきます。
 第28回は、堕落論③「生命の木と善悪を知る木」についてです。

堕落論③
「生命の木と善悪を知る木」

「生命の木」と「善悪を知る木」って木じゃないの?

 アダムとエバが食べた「善悪の実」は、何かの果物なのでしょうか。
 聖書を見ると、神様はエデンの園に多くの食べ物を準備されていました。皆さんは食べ物がたくさんあるのに、「取って食べると、きっと死ぬ」と言われた木の実を食べたいと思いますか? また、神様は人間の父母です。親ならば、食べると死んでしまうような実を、子供が簡単に取れる場所に置くとは考えられません。

 聖書で「善悪を知る木」のことが書かれているのは創世記だけです。しかし、一緒にあったと言われる「生命の木」は、ほかにも出てきます。例えば、箴言第1312節には「願いがかなうときは、命の木を得たようだ」とあります。また、黙示録第2214節には、生命の木は特別な人にだけ与えられる、みんなが欲しがるものとして書かれています。このことから、生命の木は、“このようになりたい”という望みの対象として見られていたことが分かります。

 この続きは、『ムーンワールド』8月号をごらんください。

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