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私の心の中にいる神様 184
おなかが空いた

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

おなかが空いた

(女性 50代)

 高齢者施設に入っている義母(夫の母)が、最近体調を崩して、施設から病院に移ることになりました。

 診断を受けてみると、かなり悪いとのことで、「この病院で看取るか、施設で看取るか…」と医者に問われてしまいました。
 私は、「必ず元気になるから、施設で看取ります!」と言い張って帰ってきました。

 家に帰る道すがら、だんだん冷静になってきて、「先生もああ言っているし、施設に連れて帰りたいなんて、私のエゴなのかしら」という思いになりました。
 そこで、「真の愛を中心として正しく見させてください。全てを神様に委ねます」と祈っていると、ふと義母の良心に聞いてみようと思い立ちました。

 「お義母さん、どうしたいですか?」と聞いてみると、「おなかが空いた」と返ってきたのです。
 「え? そうなの? それなら」と、翌日プリンを持って面会にいきました。
 食べさせてみると、義母の目にキラッと光が宿ったのです。
 そのうち、「おいしい、おいしい」と喜んで食べるようになり、意識もハッキリしてきました。

 その様子を見て、主治医も「これなら退院だ」と驚いていました。
 良心と対話することで、皆が喜び、元気になる道が開かれることを体験しました。

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 次回は、「夫を喜ばせることが…」をお届けします。


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