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私の心の中にいる神様 181
愛するということ

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

愛するということ

(男性 50代)

 家庭を持って30年近くになります。その間に、4人の子女に恵まれました。

 子供たちは思春期真っ盛りで、何を言ってもあまり返事をしてくれません。
 「ただいま」と言っても、スマホをずっと見ているだけ。何度も「ただいま」と言って、ようやく1回だけ「お帰り」と返ってくるという状況です。

 「自己牧会プログラム」を始めてからは、毎日、職場からの帰り道に、そんな子供たちの良心に感謝の言葉を投げかけるようになりました。
 「愛しているよ。生まれてきてくれてありがとう」といった感じです。

 妻に対しても、「愛しているよ。いつも感謝しているよ。私の奥さんになってくれてありがとう」という思いを送っています。

 もちろん、妻や子供たちから何か返事やリアクションがあるわけではありません。子供たちがそっけないのも同じで、状況は全く変わっていないのですが、これで良いのだと思えるようになりました。
 いつも思いを投げかけているので、「通じている」という感覚があるからだと思います。

 自己牧会プログラムのもう一つの恩恵として、最近ようやく愛するという意味が分かってきたような気がします。

 私は以前から妻を愛しているつもりでしたし、いろいろと努力もしていました。
 「疲れたから食器を洗ってくれない?」と言われれば食器洗いをしたし、食事中に「おいしい?」と聞かれたら、「おいしい」と答えるといった具合です。
 そして、それが愛だと思っていました。

 そんな私が、今は自分から進んで手伝うようになり、聞かれなくても「おいしいね」と言うようになったのです。
 それは無理にやっているのではなく、そのように心が変化したからだと思います。
 妻からは、「パパ、最近、私のツボが分かるようになってきたね」と言われるようになりました。

 愛は相手が喜んでいて初めて愛と言えるということを、ようやく実感できるようになりました。

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 次回は、「無色透明の私を目指して」をお届けします。


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