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天一国の文化をつくる『ムーンワールド』5月号が入荷しました

今回は、4月号から始まった、連載「レダ日記」を紹介します。

 南アメリカ大陸の真ん中に「レダ」という地域があります。真の父母様は、日本の食口たちと共にこの地を開拓され、人間と自然が共存できる美しい居住地にしようとされました。今では、多くの二世のお兄さん、お姉さんがレダに行き、特別な経験をしています。このページでは、レダに行ってきた、お姉さんの体験談を紹介しています。

 第2回は、「南米のモンスターボール」です。

 「モンスターボール、ゲットだぜ!」
 丸まったアルマジロを上に挙げ、うれしさのあまりそう叫んでしまった。なんと、野生のアルマジロを捕まえたのだ。

 アルマジロを見付けたとき、私は驚いて地面を蹴り、大きな音を立ててしまった。すると、アルマジロはすぐに固い甲羅を丸め、動かなくなった。その姿は、本当にモンスターボールのように見えた。

 興奮しながらアルマジロを捕獲した私は、一緒に働くチャマココ族(レダ近隣に住む先住民)のメンバーの言葉を思い出した。
 「アルマジロの爪に気をつけろ。危ない」

 見ると、前足には鋭くとがった爪がある。その爪に驚いていると、アルマジロがパッと顔を上げた。
 つぶらな瞳にピクピク小さく動く鼻、爪からは想像できないかわいい顔に、私の心が逆に捕まえられてしまった。

 レダに行った際には、ぜひ南米のモンスターボールをゲットしてほしい。ただし、鋭い爪とかわいいお顔には気をつけて!

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