【天が勝利した日】
～侍義生活カレンダー～
「5月5日」は何の日？

【天が勝利した日】
～侍義生活カレンダー～
「5月5日」は何の日？

　5月5日は、「真の父母様聖婚」63周年および「双合十勝日」19周年の記念日です。

　おめでとうございます。

「真の父母様聖婚式」

　聖婚式は、文鮮明（ムン・ソンミョン）先生と韓鶴子（ハン・ハクチャ）女史が人間始祖の立場で「小羊の婚宴」を挙げ、初めて人類の真の父母として顕現なさり、人類の血統転換が可能な時代を開いた日です。

　神様は人類歴史の終末時代に独り子と独り娘を探し出し、神様を中心とした人間始祖の立場で祝福する結婚式を挙げることを願われました。それが、ヨハネの黙示録第19章に預言された「小羊の婚宴」です。再臨のイエスが神の独り子として来られ、独り娘と婚宴をすることが預言されていたのです。

　1960年天暦3月16日午前10時、聖婚式がソウルの本部教会（当時）で挙行され、韓国内の各教会から選ばれた信徒700人余りが参席しました。

　アダムとエバが長成期完成級で堕落して偽りの父母となったので、真の父母が人間始祖の代わりにその位置を蕩減し、善の父母とならなければなりませんでした。御夫妻は苦難を乗り越えて、神様が祝福する聖婚式が行われたのです。

　その意義と価値から見て、万民が称え、栄光と讃美を捧げるべき慶事でしたが、その背後には、むしろ胸痛い出来事のほうが多くありました。韓国キリスト教からの告発によって、文鮮明先生は聖婚式の前日も、夜の11時まで内務部で屈辱的な取り調べを受けられました。この日は、蕩減復帰歴史において、長成期完成級の蕩減の峠を越える歴史的な瞬間であり、神様の独り子と独り娘の聖婚がなされた日なのです。

「双合十勝日」

　2004年5月5日、文鮮明先生御夫妻は、韓国全羅南道（チョルラナムド）麗水（ヨス）市の清海（チョンヘ）ガーデンで、「双合十勝日」を宣布されました。「双合十勝日」は二人（二つの存在）が合わさり、十数を勝利した日です。5月5日の5と5が合わさって10になりますが、十数は帰一数であり、完成数であって、摂理の完結を意味します。

　神様は、すべての存在物をペアで創造されました。ところが、人間始祖アダムとエバの堕落により、二つの存在が一つになることができずに分かれてしまい、神様の創造理想が失われてしまいました。個人では心と体が分かれ、家庭では父母と子供、夫と妻、兄弟姉妹が分かれ、国家、世界、地上界と霊界までもが一つになることができずに分かれてしまいました。

　アダムとエバが堕落することによって分かれたすべてのものが再び一つになる日を迎え、新しい出発をしなければなりません。それが「双合十勝日」です。

　堕落以降、誤った歴史を蕩減復帰してきた時代は「先天時代」であり、「双合十勝日」以降は新しい天と地が始まる「後天時代」です。これが聖書（ 黙示録第21章1節） で預言された「新天新地」が現れるという意味です。

　「双合十勝日」が宣布される起点となった重要な日が、同年4月19日の「真の父母の日」でした。この年の「真の父母の日」は44周年で、四位（よんい）基台を象徴する四数が四つ（2004年、4月、44周年）入っています。4×4＝16で、アダムとエバが堕落した16歳で失った四位基台を完全に蕩減復帰したという意味をもっています。

　この日に「安侍日（アンシイル／安着侍義の日）」が宣布され、8日ごとに「安侍日」の敬礼式が行われるようになりました。

（『侍義生活ハンドブック【2023年改訂版】』より）