2023.04.22 17:00
43とも倶楽部誕生物語 30
幸せな夫婦、家族を目指す「ゴールドマスター」
櫻井 晴信
今話題のユニークな読書会、「43とも倶楽部」。本シリーズでは、「43とも倶楽部」がどのようにしてつくられてきたのか、その誕生の物語をお届けします。
前回は、43マスター制度の「シルバーマスター」についてご紹介しました。
さらにもっと上の知識を身に付けたいかたは、「ゴールドマスター」に挑戦してみてください。
ゴールドマスターの講座は1から4まであります。とても深い内容です。これを学んだ後には、家族および親族の43ともに取り組んでいただきます。
私たちは親しい人から褒めてもらうのもうれしいものですが、身内から褒めてもらうほどうれしいことはありません。
逆に言うと、その関係を良く保つのが最も難しく、犯罪の多くが家庭内で起こるのもそれ故でしょう。
家族は最も近い関係であるため、遠慮がありません。ついつい本音を出してトラブルになります。夫婦43ともや親子43ともは、かしこまってルールどおりにやると、恥ずかしさがあって最初は形だけになりがちです。
そもそも向き合うことが難しい場合もあります。
「どうして、あなたとこんな読書会をしなければならないのか」と、文句を言われることもあるでしょう。
それでも1回やってみると、心の中にポッと明かりがともります。
褒められて怒る人は一人もいません。誰もが自分を認めてほしいという承認欲求があります。
そういう経験を積み重ねていく中で、お互いの良いところに目がいくようになります。そうすると良い感情が生まれます。
43とものポイントは「受容と賛美」です。これを継続することによって、本人に、そして相手に変化が現れたら、それを体験談として書いてもらい、世界日報の担当窓口に提出していただきます。
そしてゴールドマスターになる目的、目標を18文字内にまとめて申請していただくと、特製のピンバッジと認定証が届きます。
ゴールドマスターが増えれば増えるほど、幸せな夫婦、家族が増えることになることでしょう。
ぜひ取り組んでみてください。(続く)