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私の心の中にいる神様 161
弟のピンチ、そのとき家族は

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

弟のピンチ、そのとき家族は

(祝福二世・男性 20代)

 私が幼い頃から苦しんできたのは、両親がけんかする姿でした。
 自己牧会プログラムを学んでからは、平和と平安をずっと求めてきたことを強く自覚するようになり、そんな本当の願いを両親になかなか言えずにきた私であることも認識できるようになりました。

 以来、そのような親との関係で傷ついてきた過去に対して光を送ってきました。
 また、家族の本当の姿をイメージしながら、家族に光を送り続けました。

 ある日曜日の午後、家族が集合する機会がありました。大学2年の弟が信仰的なピンチを迎えていたので、その話し合いをするためでした。
 午前中の日曜礼拝で、「一番苦しいときに支え合えるのが祝福家庭の良さだ」というメッセージを受け、まさにそのとおりだと思って、家族会議に臨みました。

 家族会議では、両親が「今までは支え合うべきときに支え合えなかった。おまえたちに苦しい思いをさせてきてすまなかった。再出発しよう」と初めて言ってくれました。
 とてもうれしくて、神様を中心に家族として新しいスタートラインに立てたように思いました。

 この期間は、特に伝道を頑張ろうと意識していた時期だったのですが、弟のことで気持ちがずんと落ちたり、親の言葉を聞いてうれしくなったりと、心情の上下が激しく、伝道に集中できたとは言えませんでした。
 そのことについて、「こんな私だったよ。安定した心で歩み切れなかったよ」と良心に報告すると、「それが家族なんだよ」という答えでした。

 家族の上下に合わせて自分も動く──。互いの喜びも悩みもわが事のように感じ合う心情関係、それが家族なんだと納得できました。
 伝道においても、対象者には家族に話しかけるように対していったらいいのだと、答えを与えられた気がしています。

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 次回は、「『父母となる道』が一番の幸せ」をお届けします。


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