【光言社LINE公式アカウント編集者の声】
あなたらしく生きるために

 皆さん、こんにちは。
 光言社LINE公式アカウント編集者の声です。

 突然ですが、質問です!「障がい」と聞いて、どのような状態を思い浮かべますか?
 障がいなんて自分には縁遠い話だと感じている人も多いのではないでしょうか。

 ひと言で「障がい」といっても、身体障害、知的障害、精神障害とさまざまです。ひと目で分かる症状もあれば、他の人からは認識されにくい発達障害も障がいの一つです。

 私の友人の中にも、大学生になってから自分が発達障害であることを知ったという子がいました。

 その友人は、不便を感じても「自分は変わっているから」と諦めてきていたそうです。障がいに気付いていない頃は悩んでいる姿をよく見ましたが、「生きづらさ」の原因が分かってからは冷静に対処しようと工夫しています。

 2012年に小中学校の通常学級で行った調査では、教師から見て発達障害の可能性があると思われる児童生徒が6.5%いたといいます。40人学級で23人いると考えると、決して少数ではありませんね。

 私たちが「変わっているな」と思っていたり、「何を考えているか分からない」「自分勝手だなあ」と敬遠していた人も、もしかすると障がいを抱えているかもしれません。

 また、“心の風邪”とも呼ばれる「うつ病」も精神障害に分類されます。
 うつ病の生涯有病率(ある人が一生のうちにその病気にかかる確率)は約6%(厚生労働省「みんなのメンタルヘルス」総合サイトより)。誰でもかかる可能性がある病気です。

 現在、コロナ禍の影響もあり、うつ病、うつ状態の人の割合はそれ以前と比較して約2.2倍に増加しているといいます。
 約6人に1人(17.3%)と考えると、その数は少なくありません。

 このように、障がいは誰でも抱える可能性があるもの。いえ、すでに抱えている可能性もあるのです。決して他人事ではありません。

 しかし、このような知識が一般的でなかった時代もありました。そのような時代には、誤解され傷ついてきた人も多くいたことでしょう。

 「知識があるかないか」だけで、捉え方も接し方も変わるのですから、知っているにこしたことはありません。

 さて、YouTubeでも配信している動画コンテンツ「ほぼ5分でわかる介護・福祉Q&A」の〈障がい者福祉編〉では、「障がい」について総合的に学ぶことができます!

 実は同シリーズの〈障がい者福祉編〉は、今週の金曜日が最後の配信! 第19回から今週配信する第38回までの20本が「障がい者福祉編」です。

再生リストはこちら


 皆さんや、皆さんの大切な人が「その人らしく」生きていくために、まずは基本的な知識を、同シリーズで学んでみてはいかがでしょうか。

(和)