2022.12.09 22:00
統一原理講座 第11講
メシヤ論 1「十字架による救いの摂理」
世界平和統一家庭連合(日本)のYouTubeチャンネルで公開されている、勅使河原秀行講師による統一原理講座の第11講です。
初めて学ぶ人向けに分かりやすく統一原理を解説しています。
この2000年もの間、キリスト教には多くの宗派ができましたが、どの宗派でもイエス様こそが旧約聖書で預言されたメシヤだと考えていること、イエス様は人類を救うために罪を背負い、人類の身代わりになって十字架で亡くなられたという「救済観」は共通しています。
私たちは、それほどまでにイエス様が人類を愛されたという事実を受け止め、十字架を信ずることで救われます。
しかし前回の「終末論」で学んだように、「救い」とは「完全でなければならない」。言い換えれば、「三大祝福の完成」、「地上天国実現」でなければなりません。
その実現がいまだになされていない以上、次のような問題に行き当たらざるを得ません。
十字架の救いとは一体何だったのか。
その救いには限界があるのか。
これから何が起こらなければならないのか。
今回と次回でお話しするメシヤ論の中で、これらの問題を考えていきます。