永遠に唯一なる真の父母 47
神の願いは統一世界

 今日も「一日の出発のみ言」をお届けします。
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(光言社・刊『永遠に唯一なる真の父母』より)

第二章 人類の真の父母は唯一

第一節 真の父母は人類の真の始祖

(一)真の父母は神様の願い⑥

 私たちの始祖、アダムとエバが神様の愛を完成し、互いに真(まこと)の愛を与え合いながら善の子孫を繁殖していれば、どのような世界になっていたでしょうか。彼らは、創造主である神様を無形の縦的な父母として侍り、愛の夫婦となって横的な真の父母になり、理想家庭を築くようになります。その真の家庭を根源として繁殖した一族、つまりアダム一族の民として増え広がった彼らが築く国家と世界は、神様の愛と善に満ちあふれた幸福な文化世界に違いありません。このような世界が天国です。そして、神様の創造目的であるこの天国は間違いなく、地上に成し遂げられていたでしょう。人類始祖を根とする全人類は、本来、地上天国で生きたあと、その霊魂が天上天国に行くようになっているのです。

 神様の創造目的はこのように、人類が神様を中心とする大家族を築き、人類全体が一つの兄弟、一つの眷属(けんぞく)となることでした。神様を中心とするアダム家庭の善の家法がそのまま伝統となって代々伝授され、一つの根から出てきた一つの言語、一つの文化、一つの天の主権だけが存在する統一世界になっていたはずなのです。(1903211989.6.23

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 明日は、「宗教を立てた目的」をお届けします。