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アングル~情報戦に勝て。36
「旧統一教会報道」を通じて見えてきた日本の本当の危機

 家庭連合の教会員、関係者にとって厳しい社会状況が続いている。
 しかし一連の社会現象は、一宗教団体の問題として片付けられる次元のものではなくなっている。

 「宗教と政治」「信教の自由」「宗教法人法における『質問権』の行使」「宗教弾圧」「共産主義の脅威」などなど、日本国家、日本社会自体の課題が浮き彫りになってきている。

 今回紹介したいのは、世界日報1112日付の8面「記者の視点」欄に掲載されている「宗教法人法の『質問権』行使~歯止めなき大衆迎合の危うさ」の見出し記事である。

 安倍元首相の暗殺事件、その後の度を越えた「旧統一教会報道」によって翻弄(ほんろう)される国民世論…。
 日本の本当の危機とは何か。

 記者はこう指摘する。

 「首相の焦りによる世論への忖度(そんたく)が日本の民主主義を破滅に向かわせているようで不気味だ」

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(則)