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第26回 障がい者福祉編⑧
発達障害とは、どのような障がいなのでしょうか?

 発達障害は生まれつきの脳の障がいのために、主に、行動・コミュニケーション・社会適応の面において課題が生じる障がいです。

 障害者基本法では「発達障害を精神障害に含む」とされていますが、一方で、「発達障害者支援法」という別の法律で発達障害を規定していますので、同じ精神疾患でも統合失調症や双極性障害などとは一線を画した位置付けになっていると言えます。

 今回は、発達障害について解説します。

※同シリーズでは、医学用語・法律用語としては「障害」とし、一般的な用語としては「障がい」と表記しています。