2022.09.07 05:00
至誠感天 家和万事成 203
どれほど多くの力を注いだか
今日も「一日の出発のみ言」をお届けします。
(光言社・刊『至誠感天 家和万事成』より)
第三章 信仰生活の四大指針
(二)伝道者の姿勢②
問題は、皆さんが一人の個人を救うため、その人にどれほどのエネルギーを投入することができ、その人の心を動かすためにどれほど与えることができるか、ということです。それが私たちの活動の核心です。このようにすることによって、皆さんは神様の心情を知り、神様がアダムにどれほど多くの力を注がれ、またアダムを復帰するためにどれほど多くの力を注がれたかということを知るようになるのです。皆さんも、その一人を中心に神様と同じ心情をもたなければなりません。皆さんが、その一人に皆さんのすべてのエネルギーを投入できないとしても、「私は、この件では最善を尽くします」ということだけは決定されていなければなりません。それが、皆さんのもたなければならない心の姿勢です。そのような心の姿勢をもってこそ、皆さんは、神様がアダムを再び取り戻したときの喜びの涙を知るようになります。そして皆さんは、神様の心情を体恤(たいじゅつ)するようになるのです。
ですから、伝道に出て人に会うとき、皆さんは、それと同じような悲しみの涙を流さなければならないのであり、また神様が一人の人間に対して感じた愛を感じなければならず、その立場を感知しなければならないのです。
そうすれば、その人が神様に帰ってくるとき、皆さんは彼と一緒に喜びの涙を流すようになるでしょう。彼は、悲しみのその瞬間、喜びのその瞬間、そして苦痛のその瞬間を永遠に記憶するでしょう。そのような状況で、皆さんが、その人の知っている過去のどの人より、より大きな感動を彼に与えるようになれば、皆さんは永遠に忘れられることはないでしょう。その時、皆さんは彼に、彼の友人が与える助けよりも、より大きな助けを与えなければなりません。彼が喜ぶときには、彼にふさわしい何かを語ってあげ、苦痛を受けるようになれば、その苦痛を心配してあげ、慰労してあげなければならないのです。伝道するときには、このようなことを考えなければなりません。(52-276、1972.1.3)
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明日は、「父母の心情を持って伝道する」をお届けします。