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松本雄司氏
夫婦愛を育てる16のポイント 21
裕なる時も貧しき時も

 「夫婦愛を育てる16のポイント」を毎週木曜日配信(予定)でお届けします。
 人気シリーズ「愛の知恵袋」(APTF『真の家庭』に連載)でおなじみの松本雄司先生が、男女の違いから夫婦生活に至るまで、夫婦愛のポイントを分かりやすく解説しています。

松本 雄司・著

(光言社・刊『夫婦愛を育てる16のポイント』より)

8 夫婦の財布③
裕なる時も貧しき時も

 今は、あすは何が起こるか分からない時代だと言われますが、そんな時代こそ、最後の砦(とりで)は、神様を中心とした「家族の絆」です。

 そして、夫婦、親子、兄弟姉妹という家族の絆も、その核心は「夫婦の絆」であることは言うまでもありません。

 たとえ、一時は、家族が別々に暮らすような生活を強いられるようなことがあっても、「夫婦の絆」さえしっかりしていれば、必ず、家族は戻ってきます。

 まさに、「裕なる時も貧しき時も、変わらずに愛し合い、助け合う」のが天一国(てんいちこく)の主人、祝福家庭の夫婦の姿でしょう。

 妻は暮らせないといって悲しがらず、着られないといって、物足りなく思ってはなりません。夫は、着られないのを知らないのではありません。心中で済まなく思っているところに、深い愛が込められており、ダイヤより高価で貴い宝物が隠されています。(『祝福家庭と理想天国Ⅰ』一二四〇頁)

《ポイント!》
一、財布の健康は夫婦で管理。
二、家計のことはじっくり話し合う。
三、厳しい時こそ助け合おう。
四、ピンチはチャンスである。

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 次回は、「家族がバラバラに/言葉には力がある」をお届けします。


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