2022.07.07 05:00
至誠感天 家和万事成 141
責任を全うする
今日も「一日の出発のみ言」をお届けします。
(光言社・刊『至誠感天 家和万事成』より)
第三章 信仰生活の四大指針
(四)真のお父様の祈祷の境地⑧
私が興南(フンナム)の牢獄から出てきたとき、以前にいた食口たちの所に、三度ずつ人を送って訪問させました。訪ねていって、一度門前で裏切られ、二度門前で裏切られても、三度まで行くのです。12月2日の日が沈むころまで人を送りました。私としては、神様が「背を向けなさい」という指示をされる時まで、最高の精誠を尽くさなければならないのです。捨てることはできません。
そのようにして、私がなさなければならない責任を全うしたのです。心情の理念をもって出発し、心情に傷を受けた私の胸の中の傷をすべて取り除いて、新たな心情を神様に連結できるという自分自身を取り戻して、初めてそこから出てきました。そのようにして、その日の夜、平壌(ピョンヤン)を出発したのです。指導者は、そのように慎重に責任を負うのです。死の境地でも、神様から任せられた責任分野を締めくくってから行かなれければ、行く道がふさがってしまうのです。
それゆえに、その時に因縁を結んだ人との関係をすべて解決しておき、天と地に対して、現世や来世に対して、彼らの先祖も同情し、彼らの子孫も同情できる位置に自分が立たなければなりません。そのようなことを考えたので、その位置を築いてから出てきたのです。ですから、私が過去を振り返っても、少しも良心に引っ掛かりません。(157-336、1967.10.16)
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明日は、「真のお父様の祈祷の境地⑨」をお届けします。