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神の子を生み育てるために 40
韓国語教育

 アプリで読む光言社書籍シリーズ、「神の子を生み育てるために」を毎週日曜日配信(予定)でお届けします。
 これから妊娠・出産を控えているかたにも、そして子育て真っ最中のかたにもぜひ読んでいただきたいシリーズです!

須永孝子・著

(光言社・刊『神の子を生み育てるために』より)

韓国語教育

遊び感覚で母親も共に学ぶ
 韓国語を勉強し話せるようになることは、祝福家庭の願いです。

 文鮮明先生のみ言葉にも「特に日本人に韓国語を勉強させたら、各国の言語を習うのにいいしね。いかなる発音もできる」、「素晴らしい内的心情圏の深みにおいても及ばないからね。霊的世界が深く、韓国語の言葉自体がそういうふうに、霊的に通じやすい。心情的に接しやすい」、「先生の言葉は原文だね、原文で読まないといけない。統一教会の後孫はそれしかない。翻訳ではいけない」とあります。

 さらに、「小学校時代から、完全に日本語、韓国語の2か国語を語れるようになれば、それはもう、それ自体で良い」と、子供たちに対する韓国語教育が重要であることを語っておられます。

 小学生の教会学校では、礼拝教育とともに韓国語教育が定着していますが、最近、幼児礼拝の後に韓国語教育をする所も増えてきています。

 やはり言語教育は幼児期、早ければ早いほどよいようです。『ニューズウィーク日本版特別号―0歳からの教育&4歳からの学習』に、次のような内容の記述があります。

①子供はおむつが取れる前から音と意味を結びつけ、少しずつ文法を理解し始める。そして3歳になるころには、泣いたり笑ったりするのと同じように、自然に文章を作るようになる。

②知能の差に関係なく、子供は普通3歳までに言葉を操るようになる。ところが、この時期に言葉を全く聞かないで育つと、ほぼ例外なく、大人になっても言葉を操れないことになる。

③覚えるのが英語であれ、スペイン語、韓国語であれ、子供たちはすべて、同じプロセスを経て言葉を身につけていく。その始まりは、子守歌ではなく、おなかの中で聞く母親の声だ。そして生後4日目には、もう母国語と外国語を聞き分けるようになる。

④最初は耳から入る音のリズムやメロディーを聞き分けるだけだが、次第に人の話し声、それも身近なお母さんの言葉に敏感になっていく。

 幼児期の韓国語教育は「教える」という感じでなく、遊び感覚で、韓国語の絵カードを使ったり、歌に合わせて体を動かしたりしながら楽しく覚えるようにします。お母さんも赤ちゃんと一緒に勉強するつもりで、家庭で始めるとよいと思います。赤ちゃんだから何も分からないと思わないで、日本語を教えるように、言葉一つ一つを繰り返し話したり、カードを見せて発音したりするとよいでしょう。

 単語カード、フレーズカードを見せるグレン・ドーマン(人間潜在能力達成研究所所長)の方法は有名で、多くの効果が得られたという体験談が報告されています。しかし最も大切なのは母親や身近な大人とのコミュニケーションであり、それを通じて言葉は覚えていくものなのです。話しかけるときには、聞き取りやすいように言葉を区切って、少し高い声で、歌うように抑揚をつけて話すのがよいようです。

 文鮮明先生のみ言葉のように、日本語、韓国語が話せ、さらに英語も話せる子女に育てたいものです。

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 次回は、「芸術教育」をお届けします。