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氏族伝道講座
喜びと幸せの生活伝道~み言の原点に立ち返る(64)

 氏族伝道講座「喜びと幸せの生活伝道」を毎週水曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は真の父母様のみ言から学ぶことができます。それらのみ言はただ語られたのではなく、実践して勝利された内容を語っておられるからです。
 本書には伝道のポイント、勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて詳しく説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第六章 伝道の方策
二、み言を実践する生涯伝道

お父様のみ言どおりに実践する
 伝道の方策について具体的にまとめてみます。

 「伝道するにはまず祈れ! 今まで我々は自分の本当に愛する父母たちに伝道する期間がなかった。しかし今は、天のほうから伝道するには自分の血統関係の人を伝道せよというんだね。その中から一番信仰的な人たち、さもなくば、同級生などの生涯の友人、我々命を懸けても救うべき友達を12名選べ。選んで120日間、彼らのために祈れ!

 1時間伝道するんだったら3倍祈って訪問して伝道せよ。12人の名前を書いて、そして祈りながら毎日訪問して伝道する。そうすると相当の影響がある」(『伝道ハンドブック・み言編 み言に学ぶ伝道の姿勢』45ページ)

 私は信仰の初期にこのみ言に触れ、三十数年間、この内容を実践してきました。

 伝道で結果を残している人は、ここまでするのかと驚くほど、対象者のことを把握しているものです。霊の子が12人以上いる私の友人は、霊の血統が8代で100人を超えます。彼はその霊の血統図を整理し、いつも霊の血統に対して関心を持っているのです。

 私は、対象者をそのようにケアしている兄弟姉妹から学び、まねて、相続しながら、自分流に工夫して「伝道ノート」を作ってきました。

 これまで述べてきたように、伝道に向かう動機を祈祷によって正し、対象者のために蕩減条件を立て、愛と執念を持って精誠を尽くすことが大切です。それらを土台として、「伝道ノート」を活用して具体的な実践を継続していくのです。

「伝道ノート」の作成
参考として、私が行っている「伝道ノート」の活用法について紹介します。
①夫婦の氏族図を作成する

②アベル氏族(血統的氏族)の情報を記入する
 名前、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなど、分かっていることを記録し、常に氏族に関心を持って情報を収集し更新します。対象者を夫婦単位、家族単位で記録するとよいでしょう。

③カイン氏族(友人・知人)の情報を記入する
 小学校の同窓生から、きょう出会った人まで、伝道対象者となる人の名前を書きます。特に、学校で同じクラスになった人は、天が私を通して復帰しようとされている対象者だと考え、クラス名簿から全員の名前を書き出しましょう。誕生日、記念日などは365日の一覧表にするのもお勧めです。交流する中で、結婚記念日や命日なども分かれば、そのつど書き足します。

 パソコンで情報を管理すればいいという意見もあるかと思いますが、手書きの伝道ノートならではの良さがあります。まず、記入すればするほど愛着が湧くようになります。また、祈祷したり手紙を書いたりするときにも、パソコンのように立ち上げる必要がありません。さっと開いて、知ったこと、思いついたことを記入することができます。一年を通して見たり、名簿を見たりするのにも一覧性が高く、便利です。

【参考資料】
 「伝道ノート」作成のための参考資料です。各自で工夫して使いやすいものを作ってください。(画像をタップすると拡大してご覧になれます)

1. 伝道対象者


2. 祈祷名簿


3. リスト表


4. 年間一覧表


5. 系図

【編集部注】
 「霊の子(霊の親)」は「信仰の子女(信仰の親)」のこと

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 次回は、「『伝道ノート』をもとに具体的に実践」をお届けします。


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