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第76回 メシヤ論(2)
イエスの誕生と幼少時代

 「イエス・キリストの誕生の次第はこうであった。母マリヤはヨセフと婚約していたが、まだ一緒にならない前に、聖霊によって身重になった」(マタイによる福音書第1章18節)

 「・・・主の使が夢に現れて言った、『ダビデの子ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。その胎内に宿っているものは聖霊によるのである。・・・』」(同第1章20節)

 今回は、聖書をひもときながら、2000年前に生まれたイエス・キリストの誕生の背景、幼少期のエピソードの意味を探ります。