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至誠感天 家和万事成 73
父母に侍る生活

 今日も「一日の出発のみ言」をお届けします。

(光言社・刊『至誠感天 家和万事成』より)

第二章 家和万事成

第三節 真の忠・孝・烈と侍義の生活

(一)真の忠・孝・烈⑤

 孝の道を行く人は、自分の生活の中で良いことがあれば、まず父母のことを思います。良いものを見たとき、先に自分の夫や妻を思うのは堕落した世の中ですることです。先に自分の父母に貴いものを買ってさしあげなければ、自分の妻に買ってあげることはできません。皆さんの中には、このような話を聞いて引っ掛かる人が多いでしょう。

 自分の妻に服を着せようと思えば、まず父母にしてさしあげなければなりません。それまでは、自分の妻にも着せることはできないのです。その妻も、自分の夫が父母にしてあげていないにもかかわらず、「これが気に入ったので、あなたが私を愛しているなら、一つ買ってください」と言うことはできません。食べる物もそうです。男性たちも同じように、自分が服を買って着ようと思えば、まず父母に買ってさしあげてから自分が着て、妻にも着せてあげなければなりません。

 御飯を食べるときも、父母に侍って食べなければなりません。サタン世界の父母が亡くなっても、三年の喪に服すのが韓国の風習です。ですから、この地で三年以上精誠を尽くして父母に侍らなければ、天上世界に行って「大韓民国の子孫だ」と言うことはできないのです。昔の孝子たちは、父母の三年の喪に服するとき、墓に小屋を建て、そこで寝起きしながら孝の道理を果たしたのです。それが韓国の礼法ではないですか。

 私たちは、それ以上にしなければなりません。お粥(かゆ)を食べて暮らしていたとしても、そのような心をもたなければならないのです。夫婦だけ良ければ祝福家庭なのですか。お互いに良い面を備えて、父母に侍る生活をしなければなりません。(262971969.11.10

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 明日は、「真の忠・孝・烈⑥」をお届けします。