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祝福子女の祝福から家庭出発までをサポートする
『父母マッチングガイドブック』5

世界平和統一家庭連合 家庭教育局/編

(光言社・刊『父母マッチングガイドブック』より)

 『父母マッチングガイドブック』の一部を「立ち読み」でご覧いただけます! 毎週火曜日にお届けします。

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Part
父母マッチングに臨む姿勢

Ⅰ.二世祝福と父母マッチング
04 父母マッチングの出発

父母マッチングの出発と時代背景
 2001年、全世界の祝福家庭に衝撃が走ります。真の父母様が、「もう二世のマッチングはしない」と突然言われたからです。「なぜ父母がマッチングをするのか?」、祝福家庭に多くの混乱が起こったのも事実です。

 しかし、当時にわかには受け入れ難かった父母マッチングですが、摂理的に見れば、必然のことだったのです。真の父母様が初めて二世をマッチングし、祝福されたのは1986年のことでした。その際、真のお父様は二世たちに向かって、「本来の祝福というのは、父母たちがしてあげなければならないのです。私が今回引き受けたのは、皆さんの父母たちに任せられなかったからです。……皆さんの父母たちを祝福した以上の心をもって、慎重に今回、このことを行ったということを知らなければなりません」(マルスム選集144129ページ)と語られていたのです。

 1999年には、祈祷の結びで「真の父母」から「自分」の名で祈るようになり、2001年には、天一国時代の出発が宣布されました。このような時代の変化とともに、真の父母様はすべての祝福家庭が「真の父母様の勝利圏と摂理的責任を相続すること」を強調されたのです。

 祝福家庭として、自らの責任を果たす時代に入ったので、子女の祝福に関しても必然的に、父母の責任として相手を探す父母マッチングが始まったのです。

父母マッチングは摂理的使命
 父母マッチングが始まってから、眠れぬ夜を過ごす父母たちが増えたことでしょう。しかし、真の父母様がこれまで、二世たちのマッチングという深刻な課題を一身に背負ってこられたことを思うとき、父母マッチングは、祝福家庭が真の父母様の責任心情を相続していく上で、避けることのできない摂理的課題だといえます。
 実際、父母マッチングには時間もかかります。父母にとって大きな負担になることは違いありません。しかし、そうして手をかけ、心を尽くすからこそ、マッチングに対して、父母自身が強い責任心情を持つことができるのではないでしょうか。そのように真剣に取り組む両親の姿を見て、そっぽを向いていた二世が祝福を希望するようになったという証(あか)しも多く生まれています。

 父母マッチングを通して、親は自身の祝福の価値も再確認できるでしょう。なぜなら、父母マッチングを通して初めて、一組が誕生することの奇跡と、そこに求められる苦労と精誠の大きさを実感できるからです。

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 次回は、「父母マッチングの文化と伝統」をお届けします。



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