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新・熱き祈祷のすすめ 59

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「新・熱き祈祷のすすめ」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。
 祈りの必要性や祈りの種類、実践方法をまとめた祈祷の手引書です。

松本 雄司・著

(光言社・刊『新・熱き祈祷のすすめ』より)

第十章 子女への祈祷教育の仕方

1 なぜ祈りを教えなければならないか

②なぜ祈るのか
 親なる神と直接対話できる能力、すなわち、神と直接意思が通じ、愛情と喜怒哀楽を分かち合うことができる特権と能力は、人間­­にのみ与えられたものです。まさしく人間とは祈ることができる唯一の動物であり、「祈ることは人間の人間たるゆえん」なのです。

 また、祈りは「信仰生活の核心」です。
 どんな宗教にも何らかの形での祈りがあり、より高度な宗教はより高度な祈りの形と内容をもっているということができます。真の宗教と擬似宗教との違いは「祈りがあるかないか」で見極めることができます。また、ある宗教のレベルは、その宗教のもっている祈りの形と内容のレベルによって判断できます。そういう意味においては、私たちは真(まこと)の父母様の祈りに、「完成された祈り」を見ることができます。

 「祈り」というのは本来「神との対話」です。天一国(てんいちこく)時代の今日では「神様への報告」です。したがって、祈りのない信仰生活というのはあり得ないのです。

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 次回は、「祈りは霊的成長に不可欠」をお届けします。


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