2022.02.19 05:00
至誠感天 家和万事成 3
至誠の限界点とは
今日も「一日の出発のみ言」をお届けします。
(光言社・刊『至誠感天 家和万事成』より)
第一章 至誠感天
(一)至誠感天②
「至誠感天」といいますが、「至誠」というものは簡単なものでしょうか。それは簡単なものではありません。「至誠」とは、死を覚悟して精誠を尽くすことです。
それでは、その「至誠」の限界は、どの程度なのでしょうか。至誠の中の最高の至誠とは何でしょうか。自分個人の幸福のために至誠を尽くすのであれば、自分個人のみ旨は成されるかもしれませんが、その至誠によって世界のみ旨を成し遂げることはできません。国のために精誠を尽くすことが至誠の限界でしょうか。それは、国のための至誠にはなるかもしれませんが、それ以上にはなれません。至誠の限界点になるのは、世界のみ旨を成し遂げることです。ですから世界のために至誠を尽くさなければなりません。
それでは、世界のために至誠を尽くす理由とは何でしょうか。それは、正に神様のみ旨を成し遂げるためなのです。(35-331、1970.11.1)
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明日は、「至誠感天③」をお届けします。