青年よ行け、そして世界を救え 29
天運到来！

青年よ行け、そして世界を救え
21世紀の青年運動への提言（29）

　36家庭の朴普熙（パク・ポーヒ）先生（1930～2019）による講演「青年よ行け、そして世界を救え」を毎週月曜日配信（予定）でお届けします。

（光言社・刊『青年よ行け、そして世界を救え』より）

六、日本の未来はどこへ行くのか

天運到来！

　皆様、皆様は今、喜びに満ちていますか？
　皆様、皆様は人生をうれしく笑いながら生きていらっしゃいますか？
　「何も喜ぶことがないのに！」と、おっしゃいますか？ 何を言っているんですか、皆さん。

　皆様は今日、神様に出会ったではありませんか？
　皆様は今日、救世主に出会ったではありませんか？
　皆様は今日、天運に出会ったではありませんか？

　これは皆様が、一生、喜んでも、喜びきれないものでございます。一生笑っても、笑いきれないものでございます。この喜びが、皆様の腹からわき上がるようになれば、皆様は天国人になるのです。その皆様の人生に不可能はありません。

　皆様。
　ところが、人間はみな「でも」「でも」と言って躊躇します。これがいつも、ついて回ります。

　でも、私には借金がある。
　でも、私には健康がない。
　でも、私には結婚相手が見つからない。
　でも、私には家庭問題がある。
　でも、私は勉強がうまくいかない。
　でも、私は就職が決まらない。

　皆さん。この世に、問題のない人が、一人でもいるでしょうか？ 本当の問題は、その「でも」ではありません。その問題を、自分の力で、一人で解決しようとするのが、本当の問題なのです。

　皆さん。救世主は聖書にいっておられます。

　「すべて重荷を負うて苦労している者よ！ わたしのもとに来なさい！ わたしが休ませてあげよう！」と。

　聞きましたか！
　皆様の問題を、重荷を神に委ねなさい。救世主に委ねなさい。今すぐです。肩が軽くなります。委ねるということは、今まで自分の立場でしか考えなかった重荷を、今度は神の立場で考えなさいということです。事情が一遍に変わってきます。光が見えます。希望が見えます。

　そして皆様は、ただ喜びなさい。ただ笑いなさい。腹からわき上がる喜びを味わいなさい。人のために良いことをしなさい。皆様の喜びが皆様の問題を超越する瞬間、皆様の抱えている問題が、みんな一遍に吹っ飛んでしまうのです。借金も、病気も、ガンも一遍に吹っ飛んでいきます。本当に喜んでいる体には、ガンもたまりません。あー、ここは住所が違うといって、逃げてしまいます。これを奇跡といいます。これが秘訣です。その問題が解決してから喜ぶのではなく、まず喜んでください。湧き上がる喜びがあれば、問題がみんな自然に解決するのでございます。信仰は喜びであります。人間は本来、喜びの実体であると、申し上げたではありませんか。

　皆様。
　今日この日を、「皆様の再出発の日！ 皆様の新しい誕生日！」にしようではありませんか。一つの感想文に「昨日の私は死んで、今日神の子である、新しい私が生まれました。今日は私の新しい誕生日でございます」とありました。また、もう一つの感想文には、「神と共に生きていることが、うれしくてたまらないという心情を感じました」とありました。全くそうでございます。今日は、皆様の希望の日でございます。今日は正に「天運到来の日！」でございます。感謝ではありませんか？

　皆様。
　今日何か、体が熱くなるのを感じませんでしたか？ それは天運到来のしるしであります。

　今日、訳の分からない涙が流れませんでしたか？ それは喜びの涙です。天運到来のしるしであります。

　どこからか、何かやる気がわいてきませんでしたか？ 拳に力が入りませんか？ 何か光が見えませんでしたか？ みな、天運到来のしるしであります。

　今日、それを感じない方もご安心ください。みな、時間の問題です。皆様全体が、遅かれ早かれ、このことを体験するようになります。皆様に天運が到来したのは、もう確実な事実であります。

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　次回は、「三つの信念」をお届けします。