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青年よ行け、そして世界を救え
21世紀の青年運動への提言(27)

 36家庭の朴普熙(パク・ポーヒ)先生(1930~2019)による講演「青年よ行け、そして世界を救え」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。

(光言社・刊『青年よ行け、そして世界を救え』より)

六、日本の未来はどこへ行くのか

「GOOD NEWS」と最後のお願い

 皆様。
 最後に私は、皆様にGOOD NEWS一つを差し上げて、別れを告げたいと思います。
 日本式に発音すれば、「グッド・ニュース」です。

 今、日本にはあまりグッド・ニュースがございません。それで、私はGOOD NEWSをもってまいりました。それは何でしょうか? それは、「皆様にこの瞬間から、良いことが起こる」という宣言でございます。今から皆様に良いことが必ず起こります。必ず良いことが起こります。幸運が来る。病気も治る。志望校に合格する。成績が上がる。いい就職ができる。出世もする。皆様の願いが何であろうと、その願いが恐ろしいほどかないます。もはや皆様の家で良いことが起こっているかもしれません。この前、東京大会で、一人の教授は講演会ののち、家に帰ってみたら、宝くじが当たっていたと言っておりました。

 私は何の根拠をもって、皆様にこのような大胆なことが言えるのでしょうか。それは、私の力で言っているのではありません。
 それは、皆様がこの希望の日の大会に来て、神と救世主の天運を頂いたからであります。

 皆様は、偶然にここに来たのではありません。この世に偶然はありません。前の筑波大学での講演会の感想文を見ますと「『雨でやめようかな』と思ったのに、気がつくと自分はもはや車を運転していた。不思議な力が働いた」とありました。不思議な力が働いて皆様はここに来たのです。皆様一人一人は神様から選ばれて、招待されて、ここに来ているのでございます。また、皆様をここに来るようにするために、皆様の先祖が霊界で働いたのです。皆様一人をこの世に出すために、何人の先祖がいるか、お分かりでしょうか? 10代までさかのぼると、驚くべきかな! 2046名の先祖の血が、皆様に流れているのです。皆様は、その先祖の集大成でございます。

 霊界には救世主の恩恵はございません。再臨の救世主は、地上でしか出会えません。新しい生命の完成、すなわち皆様の霊人体の成長は、この地上でのみ得られるのです。地上にいる皆様は、皆様の霊的完成の機会を今持っていますが、皆様の先祖は、もうその機会がありません。ですから、皆様の先祖は、皆様が地上でその恵沢を得て実る時、すなわち皆様が霊人体を完成する時、共に実るのです。それでこそ、皆様をここに導いたのです。皆様は今日ここに来て、この会場にいっぱいになったメシヤ、神様の、そして救世主の天運を汲んで帰るのです。その天運を汲んで帰れば、神も喜び、先祖も喜び、皆様も喜びあふれるようになるのです。そして皆様の願いがかないます。

 皆様。
 そして明日の朝、目が覚めましたら、一番始めに、「天運到来! 今日良いことが起こる。今日良いことが起こる。今日良いことが起きる」と、3回唱えてください。声は大きいほどよいのです。天運が家族にまで広まります。必ず良いことが起こります。皆様の運勢が変わり始めます。

 だまされたと思って、一週間だけでも試してみてください。
 問題はただ一つ、信じて唱えることであります。この宇宙に、信仰の力ほど偉大な力はございません。一粒の「からしの種」のように小さい信仰が、山を動かすと聖書ではいっているではありませんか。神と救世主にすがるその信仰に、不可能はありません。「あなた方にできないことは何もないであろう」と救世主は言っておられます。

 その信仰は、奇跡を起こします。
 その信仰は、神秘な力をもっております。
 その信仰は、あらゆる苦痛から皆様を解放する力をもっております。
 その信仰は、いかなる難問題にも答えを与える力をもっております。
 その信仰は、皆様を悩みの鎖から解き放し、自由を与えます。
 その信仰があってこそ、皆様は自由人になれるのです。
 最も重大なことは信仰が喜びであるということでございます。

 皆様。
 昨日の皆様と、今日の皆様と、何が違うのでしょうか? 昨日は、皆様は一人ぼっちでありました。昨日は孤独でありました。今日は一人ぼっちではありません。神様と救世主が共におられます。そして、その神様は、皆様の天の親なのです。救世主は、皆様の真の父母なのでございます。これ以上の幸運とプレゼントがどこにあるでしょうか?

 私は神のみ子であるというわき上がる自覚! これが信仰の源です。ここから、無限なる生命のエネルギーがわいてきます。私は救世主に出会ったという、こみ上がる喜び! これが皆様を悩みから解放する力であります。

 日本人は古くから信仰心の篤い民族であります。何でも神々しいものを見たら、すぐ手を合わせて拝みたいのが、日本人であります。これは恵まれた謙遜な国民性でございます。問題は、日本人は何を拝むかでございます。山でしょうか。海でしょうか。岩でしょうか。きつねでしょうか。「いわしの頭も信心から」という諺(ことわざ)まであります。私が今申し上げたいことは、日本人は最高を、本物を拝んで、最大の祝福を受けなさいということです。その最高が神様であり、救世主であります。再臨の救世主であります。その再臨の救世主を拝むところに天運があります。何を拝んでも天運が来るというわけではありません。

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 次回は、「あるジャーナリストの証言」をお届けします。