真の父母様の歩まれた道 22
少年期の真のお父様⑦
一度やると言ったら必ずやる子

 『ムーンワールド』で連載してきました人気コーナー、真の父母様の歩まれた道「汗と涙の歴史」をBlessed Lifeでも配信!
 親しみのあるイラストと、小学生でも理解しやすく、分かりやすい文章で紹介します!

 真のお父様は、幼いときから気性の激しいところがありました。そして一度、決心すると、どんなことがあっても諦めないのです。

 我が強いだけに勝負欲も強くて、どんなことでも、「死んでも負けるものか」という気持ちでいました。

 真のお父様が住んでいた村の人々は、「大げさではなくて、五山の家(お父様の家のこと)の小さな目(お父様の幼い頃のあだ名)。あの子は一度やると言ったら必ずやる子だ」と言い、村の大人の誰もが認めるほどでした。

 幼い頃、真のお父様は、自分に鼻血を出させて逃げていった子供の家に一月も通い詰めたそうです。そして最後には、その子の親がお父様に謝って、おわびに、一抱えの餅をくれました。そのようにして、餅を持ち帰ったお父様を見た大人たちは、非常に驚き、感心しました。

 真のお父様は、そのように強い気持ちを持っていたのですが、気力だけで勝とうとしたのではありません。同じ年頃の子供たちよりもはるかに体も大きく、力も強かったのです。

 村には、腕相撲でお父様にかなう子供がいませんでした。相撲も負けたことがありませんでした。

 ところが、あるとき、真のお父様は、3歳年上の子に相撲で負けてしまったのです。そのとき、お父様は、ひどく腹が立って、我慢することができませんでした。そこで、毎日山に登って、アカシアの木の皮が剝がれるほど木にぶつかって訓練をしたといいます。

 そのようにして、力を付けて、再び相撲をし、6か月後にはその3歳年上の子に勝ってしまいました。

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 次回は、「少年期の真のお父様⑧」をお届けします。