(『祝福家庭』74号)
【第1祝福】「個性完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第1祝福】
「真の父母に侍る」に関するみ言(4)

 父母から「やりなさい」と命令されてやるのではなく、自分の意志によってやり、父母の心を知って、その理想に対しても責任を果たそうと立ち上がることのできる子女が現れなければなりません。そうして初めて、全人類のお父様として復帰摂理全体に責任を負った神様の秘密を相続させることのできる基盤が、地上に立てられるようになるのです。


(『文鮮明先生御言選集』第29巻96頁、1970.2.25)〈『真の父母の絶対価値と氏族的メシヤの道』43~44頁〉


 神様と最高の人に侍ることができ、最高の父母に侍ることができる、その位置以上にもっと良いものがどこにあるでしょうか。私たちの最高の願いとは何かというと、神様と失ってしまった真の父母をお迎えし、天の愛のもとで、その平和の場で、その父母の膝下(しっか)で永遠に暮らすことです。それが私たちの最高の幸福です。
(同 第151巻204頁、1962.12.15)〈同 42頁〉


 完成時代は子女の時代なので、父母に侍らなければなりません。父母が苦労しているのに、自分ばかり楽をしようとするのは親不孝者です。父母の苦労を代わりに自分が責任をもとうとしてこそ、父母を守護することになるのです。
(同 第52巻235頁、1972.1.1)〈同 43頁〉


 孝子は、百年たとうと千年たとうと、父母を離れてはいけません。「一緒にいたい」と思わなければなりません。父母に「できるならば、千年、万年一緒にいたい」と思わせる、そのような父母の心を引きつける子女でなければ、孝子ではありません。父母の愛には、いくらなっていない子女でも、「その子と一緒にいたい」という思いがあるのです。
(同 第147巻292頁、1986.10.1)〈同 44頁〉