2021.11.22 12:00
【光言社LINE公式アカウント編集者の声】
“紙で読む”と、メリットがいっぱい!
皆さん、こんにちは。
光言社LINE公式アカウント編集者の声です。
コロナ禍の影響で、ここ数年は読書の需要が高まっているそうですね。
皆さんは、「電子書籍」と「紙」の読書なら、どちらがお好きですか?
最近は電子書籍が主流でしょうか。何冊でも気軽に持ち歩くことができ、保管場所に困らないなどのメリットがあり、年々人気が高まっています。
ですが、私がオススメしたいのは、「紙」で読むこと。
今回は、「紙」での読書におけるメリットをご紹介したいと思います!
【メリット1:記憶に定着しやすい】
「五感」や「関連情報」を伴って記憶すると、脳に定着しやすくなるといいます。
読書においては、物語の進行に合わせて紙をめくっていくという作業が、一種の感覚的な補助となるそうです。触覚が視覚をサポートし、より記憶しやすくするということです。
ノルウェーで実際に行われた実験でも、やはり紙で読んだ方がより理解度が高かったといいます。さらに、米国プリンストン大学の研究では、記録を取るにもキーボードより手書きの方が長期的な記憶につながることが分かっています。
デジタル化した世の中は便利ですが、実はメリットばかりではないのかもしれません。
【メリット2:目や体に優しい】
これは、テレビやスマホなどモニター機器全般に共通することですが、液晶の光が利用環境の明るさと極端に異なる場合、このコントラストが目に良くないといわれています。
また、タブレットやスマートフォンは、ブルーライトが多く含まれる画面を使用しているのですが、そのブルーライトは、紫外線と同じくらい目を疲労させる原因となるのです。
さらに“目の疲れ”は、肩こりや睡眠の質の低下などにつながります。つまり、目だけでなく体にも負担があることが分かります。
なお、これらは「スマホ」や「タブレット」を利用した電子書籍のデメリットであり、「電子書籍リーダー」や「電子ペーパー」などであれば随分軽減されるそう。
電子書籍を読むなら、専用の端末を使う方がよさそうですね!
【メリット3:書き込みができる】
こちらは本好きのかたの中では賛否両論あるかもしれませんが、私は教科書や資料用の本には書き込む派の人間です。
面白いのは、自分の手で書き込んだ文字を見ると、なぜか文面にある情報以上のことを思い出させてくれるのです。
・書いたときの思考
・書かなかった付随した情報
・当時の感情や状況
日記を読み返す感覚に近いのかもしれません。
もちろん、何か裏技のようなことをすれば、電子書籍でも書き込むことは可能かもしれません。また今後は、こういったことができる電子書籍端末も出てきそうですね!
【メリット4:プレゼントとして贈る】
これは、友達同士ではあまりないかもしれませんが、私は両親からもらった本をずっと宝物にしています。
同じ感動や面白さを共有できること、相手の思いがダイレクトに伝わりやすいことなど、本のプレゼントはメリットがいっぱいです。
もしかすると電子書籍でもプレゼントすることはできるのかもしれませんが、実体がない分、少し味気なく感じてしまいます。
相手側がミニマリストや本を読まないかただと向いていませんが、本好きな人に相手の気に入る本をプレゼントすることができれば、すてきな贈り物になりそうです。
いかがでしたでしょうか。記憶や体への負担のことだけでも、紙の書籍のメリットは大きいと言えますね。
長く覚えておきたい内容や、よく読む本は、ぜひ「紙」で楽しんでみてください!
(和)