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混迷する現代社会Ⅱ 第10回

〈21世紀の家族を考える会〉

「同性愛」について考える(後編)

 このシリーズでは、現代社会が抱えるさまざまな問題点を分析し、社会や家庭における正しい観点(価値観)や方向性を提示します。今回も前回(914日号)に引き続き、「同性愛」について考えます。

■同性愛を生じさせる要因とは?

 前回、複数の調査結果などから、同性愛者の多くが幼年期から青年期に性的虐待を受けているか、問題を抱えた家庭や機能不全に陥った家庭に育っていることについて言及しました。

 米国ハーバード大学のロバート教授らも、幼年期の身体的あるいは性的虐待が同性愛を誘発させるという分析結果を2013年に発表しています。これらは幼年期の家庭生活が、同性愛形成に影響を与えたことを示しています。

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