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氏族伝道講座
喜びと幸せの生活伝道~み言の原点に立ち返る(38)

 氏族伝道講座「喜びと幸せの生活伝道」を毎週水曜日配信(予定)でお届けします。
 伝道勝利の秘訣(ひけつ)は真の父母様のみ言から学ぶことができます。それらのみ言はただ語られたのではなく、実践して勝利された内容を語っておられるからです。
 本書には伝道のポイント、勝利の秘訣、具体的な方案などが、み言を中心に著者の体験やエピソードなども交えて詳しく説明されています。

篠崎 幸郎・著

(光言社・刊『氏族伝道講座 喜びと幸せの生活伝道 み言の原点に立ち返る』より)

第四章 伝道のポイント
五、一対一伝道

一対一伝道は伝道教育哲学
 伝道教育局は「一対一伝道」を推奨しています。
 徳野英治会長は、次のように語っています。

 「自叙伝書写、祈願書、祝福、講演会など、さまざまな伝道方法がありますが、死守すべきことは、教会の名前を明かして伝道することと、一対一伝道を勝利することです。

 教育ラインを中心とする方法では、爆発的な伝道は難しいです。一人一人が実力をつけない限り、爆発は起きません。一対一伝道を単なる伝道方法の一つと考えるのではなく、伝道教育哲学として、すべての教会、食口が実践しなければなりません」

 食口のレベルアップのためには、霊の親子で「原理」のみ言を訓読し合う、『原理講論』訓読伝道が鍵となります。「原理」のみ言によって復活しながら教育してこそ、爆発的伝道は可能になるでしょう。

 また、霊の子の心霊を育てるためには、自らがみ言を生活化した証しを伝えることです。家庭のさまざまな問題をみ言で解決した経験があれば、その内容を証すことによって、世の中の人を悩みや苦しみから解放し、救うことができます。同じ環境を通過してこそ、霊の親子の心情は共鳴し、信頼関係が生まれます。ただ「原理を聞いてください」と言うのではなく、情的に交わり、霊の子が霊の親の愛を実感してこそ、伝道できるのです。伝道の本質は、親子の情関係を結ぶことです。

 真のお父様は、次のように語られています。

 「一人一人伝道しなさい。一人一人、一対一です。一対一作戦を組まなければなりません」
(『文鮮明先生み言選集』第96巻316ページ)

 「二人、三人、伝道しようと思うなということです。一人ずつしなさい。人が生まれる時には、一人ずつ生まれるのであって、二、三人ずつ生まれるのではありません。……ですから、皆さんは1か月に一人ずつだけして、1年に12人を伝道するという目標を立てて、1年12か月、精誠を尽くすのです」(同、第23巻310ページ)

 一対一作戦で一人と長く付き合い、忘れられない関係を築くのです。

【編集部注】
 「霊の子(霊の親)」は「信仰の子女(信仰の親)」のこと

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 次回は、「真の愛の投入/霊の親から学んだ信仰姿勢」をお届けします。


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