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青年よ行け、そして世界を救え
21世紀の青年運動への提言(16)

 36家庭の朴普熙(パク・ポーヒ)先生(1930~2019)による講演「青年よ行け、そして世界を救え」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。

(光言社・刊『青年よ行け、そして世界を救え』より)

五、神と再臨の救世主、共産主義から人類を解放

SDI(戦略防衛構想)への貢献②

 皆様。
 日本がバブル経済で、食べよ、飲めよと、一遍に享楽に走っていた時、日本の統一運動の兄弟姉妹は断食をしながら、ベルトを締めて汗を流し、血を流し、働いて、また働いて、アメリカのような超大国さえできない世界勝共運動を支え、ワシントン・タイムズを支えました。その結果が共産主義解放となったのであります。ただの反共ではなく、共産主義に勝つという勝共を信念として闘った人々、組織、または団体が、統一運動のほかに、世界のどこにいたでしょうか。

 こう見ますと、日本の統一運動と、その信者を束ねる会のメンバーは、救世主を中心として共産主義解放の主役だったのであります。日本の統一運動は、自由を愛する世界の人々の恩人だったのであります。日本人でない私は、自由を得た世界の人々を代表して、ただただ、この日本の統一運動に、涙の感謝をささげずにはおれません。

 レーガン大統領が、8年の任期を満了してホワイトハウスをたつ時、彼も私と同じ感謝の心情でいっぱいでありました。

 彼は、ワシントン・タイムズの社長である私をホワイトハウスに招きました。レーガン大統領は私と単独で会い、こう言ったのであります。

 「社長! 私は、ワシントン・タイムズに最大の恩を受けました。私の任期8年間、ワシントン・タイムズなくしては、私は絶対に、レーガン・ドクトリンを推進することは不可能であったでしょう。ワシントン・タイムズの創設者、レバレンド・ムーン、文鮮明先生に深く感謝の意を伝えてください」と。

▲任期を終えるレーガン大統領と共に、大統領執務室で

 これはその時の堅い、感謝の握手であります。
 ここで一つ、皆様の大きな拍手をいただきましょうか。

 皆様。
 日本の統一運動は、日本に対しても類例のない、本当の愛国を行ってきたのだと、私は証言したいのでございます。

 皆様、一緒に考えてみましょう。
 もしアメリカが、ベトナム戦争のように、ソ連に負けていたとしたら、もし世界赤化がソ連の野望のごとく成功していたならば、危機一髪! その可能性は十分にありました。では、今の日本があり得るでしょうか。ソ連の崩壊があったがゆえに、日本からも赤い脅威が消え去りました。そして、この日本に空前絶後の、平和と繁栄をもたらしました。それが、統一運動のおかげであったと言ったら過言でしょうか。また、レーガン氏を大統領に選んだがゆえに、日本は経済的にも、多大なる恵沢を受けました。今世紀におきまして、日本にこれ以上の尊い愛国運動がどこにあるでしょうか。

 今まで、日本統一教会と統一運動に対する様々なことが、マスコミによって言われてきましたが、真実を分かってみますと、日本の統一運動は世界に対しても、日本に対しても正々堂々と、誇りある功績を収めたのでございます。自分を犠牲にしてであります。自分を犠牲にして公のために尽くすことは、この日本でも、最も誉れあることではありませんか。

 「ワシントン・タイムズの存在を神に感謝したい。同紙がなかったら、どうなっていたかと思うと、空恐ろしくなる」。これは、私の言葉ではありません。有名なワシントンアキュレシー・イン・メディア社(言論分析専門会社)、リード・アーバイン会長の証言でございます。

 アメリカの人々が、このように理解しております。世界の人々がこのように感謝しているのでございます。このことをこの日本も、認識すべきではないでしょうか。

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 次回は、「歴史的な写真①」をお届けします。