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【光言社LINE公式アカウント編集者の声】
その時が来たら…

 皆さん、こんにちは。
 光言社LINE公式アカウント編集者の声です。

 突然ですが「エンディングノート」というものをご存じでしょうか。若いかたにはなじみのない名前かもしれません。

 「終活ノート」とも呼ばれるのですが(「就活」ではありません…)、いざというときに備えて、医療や介護、葬儀などの要望をはじめ家族への思いなどを記入するノートです。

 “自分の情報や亡くなったあとの希望を書き残しておくことで、いざというときに、残された人が困らないようにする“というのがメインの使い方。

 忘れては困る口座情報などを書き込んで備忘録としたりもできますが、大切な人への感謝や愛情をしたためておけば、残された人にとってはかけがえのない一冊となるでしょう。

 これまでの人生を振り返ることになるので、残りの人生の在り方を考えるきっかけにもなりますね。早い人では40~50代で書き始める人もいるとのことです。

 私は現在20代なのですが、今とても関心のある内容です。何歳であってもいつどうなるかなんて分かりませんね。その“いざという日”は必ず来るからです。

 「まあ大丈夫だろう」と安心してはいられない性質の私は、こういった「準備」が大好きなので、防災用品も半年に一度は確認・交換をするのですが、この「大切な人にメッセージを残しておく」という発想を今までしていなかったことにがくぜんとしました。

 普段から素直に愛情を伝えるようなタイプの人間ではないので…、その時が来てしまったら霊界で後悔するであろうことは簡単に想像ができます。

 私にとっては、なかったときに防災用品よりも後悔しそうな内容です。ということで、できるだけ早く必ず買おうと決意している次第なのですが、実はこういったノートが光言社でも販売されているのです……!

 それがこちら「メモリアルノート」です。

▲詳細はこちらから

 中身を見ていくと、一般の「エンディングノート」にはないと思われる欄がたくさんありました!

 自分について記入する項目の中に「祝福双」「信仰の親」「信仰の子女」。また、「好きなみ言・聖句」。自分の人生を振り返るページでは、「信仰をもったきっかけ」を記入するコーナーもあります。

 また、介護や葬儀、遺言についてなど、現実的な内容はもちろん、結婚生活や子育ての思い出、家族・親族・友人に対する「感謝の言葉」を記すページもあります。

 内容を見ているうちに、自分用に購入したいのはもちろんですが、両親にもこのノートを書いてほしいなと思うようになりました。

 私が単純に両親の人生を深く知りたいという思いもあります。そしてわが家の信仰の第一世代として、その始まりや歩みは私の子供や孫たちにも伝えていきたいなと思うのです。

 もちろん、両親から若い頃の話や信仰のきっかけなどを聞いたことはあるのですが、言葉だけで聞いていると記憶が曖昧になったり忘れてしまったりします。言えていないこともあるかもしれません。それではもったいなさすぎるので、早いうちにこのノートを勧めてみようと思います。

 多くの人は、自分が書く側となれば、“残る人たちのために…”という愛情でこのノートを準備すると思います。ですが一方で子女の立場から見ると、「両親という人を理解したい」「その人生を理解したい」という気持ちから、両親に書いてほしいと願う人も多いのではないでしょうか。

 親子の情を抜きにしても、一世のかたがたの人生は、自叙伝として残しておいてほしいくらい貴重なものです。自叙伝までは難しいかもしれませんが、ぜひ多くのかたにこのエンディングノートを考えていただけますとうれしいです。

(和)